~5g混和する。 号 25g。 *根こぶ病等の病害予防:フロンサイド粉剤(f29)1㎡当たり40g混和。 程度。 3.栽培概要晩生は広く)。 2条植えの場合:ベット幅80~120㎝、株間40~45㎝・千鳥植え(マルチ例:9240)。 ペーポットやや深植え(子葉の埋め込み可)。 が劣る場合、花蕾抽出前までに2回目追肥・土寄せ。 外葉が大きく畦間をふさぎ、濃い葉色の場合は追肥を控えるか、量を減らす。 花蕾肥大期以降の追肥は、空胴症や花蕾の刺し葉等の生理障害が増加し、商品価値が低下する。 ・病害虫防除:次の表を参考に、花蕾抽出期前後を中心に早めの防除に心がける。 4.収穫の目安花蕾が抽出始めてから、概ね3週間で収穫適期になる。 ・花蕾の大きさ:直径10㎝程度の頃から15㎝程度。 ・花蕾の締まり:硬く締まっている状態。 花蕾が緩くなるのは採り遅れ。 ・収穫位置:花蕾の下15㎝程度、4~6枚葉付けた状態で、茎を切り取る。 葉は花蕾の位置から1㎝程度出るよう切り揃える。 葉を付けた状態での出荷形態もある。 ◇ 側花蕾の利用:頂花蕾収穫後、側枝の花蕾を利用。 切り口は斜め→雨水が溜まらない。 ・側枝から花芽が出難い品種は、種子の袋に、「頂花蕾専用」記載されている場合あり。 ・側枝が出やすい品種は、主な品種例の表を参考にしてください。 ・側花蕾の直径2.5~3㎝程度(500円硬貨大)を目安に収穫する。 ・花蕾の3~5㎝程度下から切り取るか、軽く枝を折る。 ・頂花蕾収穫後、2週間おきに追肥をする。 ・冬季は鳥、特にヒヨドリにより葉の食害被害が大きいので注意する。 排水の良い圃場を選ぶ。 ・保水資材:播種床1㎡当り「EFポリマー(サカタ)」2・肥 料:1㎡当たり、「スーパーコンポ」200g、燐加安44(注)フロンサイド粉剤は全体で1回までの使用。 育苗で使用した場合、本圃ではネビジン粉剤(ネビリュウ)(f36)又はオラクル粉剤・顆粒水和剤(f21)を使用する。 ・播種床:幅1.2m、高さ10㎝程度、条間10㎝・株間4㎝・1a当たり播種量:5~7ml。 ・遮熱ネット被覆:「ネオシェード清冷 8 2 0 S R I(イノベックス)」「スーパーホワイトライトL25・L35(日本ワイドクロス)」でトンネル被覆する。 ネットの上から潅水可能。 黒寒冷紗被覆の場合、本葉展開期(播種後7~10日)頃除去する。 ・間引き:本葉2~3枚の頃に1本に間引き。 ・定植の目安:本葉4~5枚、播種後30~35日程度。 (3)環境ストレスに強くする資材 育苗中に2~3回潅水代わりに散布すると、高温・乾燥時等の不良環境下での活着や初期生育促進効果が期待できる。 集中豪雨等の気象災害被害後に、葉面散布でも効果が高い。 ・土壌保水等:堆肥代替え資材や牛ふん堆肥等の有機物施用による、土壌の団粒化促進に務める。 畑周囲に明渠を掘り、集中豪雨時等圃場排水対策に努める。 著しい乾燥時の対策として、植え溝に1a当り「EFポリマー」を200g散布・混和すると効果的。 ・施 肥:夏・秋播き栽培施肥基準例表を参考とする。 地力が高い畑。 草勢や吸肥力が強い品種は、元肥を 2 0 ~30%減らす。 ・栽培密度:畦幅60~75㎝、株間40~45㎝(早生は狭く、・植付け深さ:原則子葉は埋めない浅植え。 セル・ペー・追肥・土寄せ:定植2~3週間後頃追肥・土寄せ。 生育 5病害多発条件:シグナムWDG(f11+f7)低 温:プロポーズ顆粒水和剤(f40+fM5)高 温:カナメフロアブル(f7)細菌病:カセット水和剤(f31+f24)商品名(メーカー名)花蕾抽出前:ヨネポン水和剤(fM1)広範な病害予防定植前:ネコブ病予防病害予防的治療剤黒すす病・べと病等糸状菌等黒腐病・軟腐病等細菌病育苗期:シンクイムシ・アブラムシ・アザミウマ 等コナガ・アオムシ・ヨトウムシ等チョウ目害虫花蕾肥大開始期:アフェットフロアブル(f7) 又アミスター20フロアブル(f11)ダコニール1000(fM5)、ヨネポン水和剤・クプロシールド(fM1)全面又は作状混和:フロンサイド粉剤(f29)、ネビジン粉剤(ネビリュウ)(f36)オラクル粉剤(f21) *地床育苗の場合使用回数注意セル苗・定植前日~当日・潅注:ランマンフロアブル(f21)セル苗・定植前・潅注:オラクル顆粒水和剤(f21)セル苗・育苗後半~定植日・潅注:パレード20フロアブル(f7)アフェットフロアブル(f7)、アミスター20フロアブル(f11)シグナムWDG(f11+f7)、ホライズンドライフロアブル(f27+f11)カナメフロアブル・ケンジャフロアブル(f7)、ファンタジスタ顆粒水和剤(f11)*べと病:プロポーズ顆粒水和剤(f40+fM5)、ランマンフロアブル(f21)カセット水和剤(f31+24)、カスミンボルドー(カッパーシン水和剤)(f24+fM1)、スターナ水和剤(f31)株元散布:アクタラ粒剤5・ダントツ粒剤(i4A)セル苗・育苗後半~当日・潅注:ベリマークSC・ヨーバルフロアブル(i28)、ジュリボフロアブル(i28+i4A)セル苗・定植直前・散布:ミネクトデュオ粒剤・アベイル粒剤(i28+i4A)グレーシ乳剤・ブロフレアSC(i30)、ベネビアOD・ヨーバルフロアブル(i28)、ディアナSC・スピノエース顆粒水和剤(i5)、プレオフロアブル(iUN)*多発時:サブリナフロアブル等BT剤やカスケード乳剤(i15)等脱皮阻害剤混用発根促進し老化や軟弱苗を軽減(注)ラベルをよく見て使用方法を守る。 主な効果主要成分浸透圧を高め高温・乾燥に強くするトレハロース(2糖類)・グリシンベタイン(アミノ酸の一種)石灰入り:トレエース(タキイ)、ファイトカル(ファイトクローム)グリーンステム(ファイトクローム)、サカタ液肥GB(サカタ)アミノ酸類等ソイルイサプリエキス(片倉)メリット赤(生科研)、ホスベジ10(タキイ)、ホスカル(サカタ)亜リン酸・ポリリン酸メネデール(メネデール社)、鉄力あくあF14(サカタ)鉄力トレプラス(OATアグリオ)2価鉄○ ストレス耐性・被害軽減液資材例:使用は葉面散布又は育苗床土潅注*「黒すす病」等花蕾に障害を及ぼす病害対策例○ 主な殺菌剤例○ 主な殺虫剤例
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