7 アヅミン(片倉)ユーキフルペレット(生科研)恵土(旭肥料)スーパーコンポ(三興)10a当たり30~40㎏*堆肥併用:30㎏程度10a当たり100~200㎏*堆肥併用:100㎏程度10a当たり200~400㎏*堆肥併用:200㎏10a当たり100~200㎏*ペレット化濃縮堆肥原材料:亜炭(動植物の堆積物)腐植酸40~50%・苦土3%他原材料:植物の堆積物有機物68%・腐植酸58%・N1 pH4.2原材料:泥炭 pH6前後 有機物68%腐植酸50% 原材料:家畜ふん・なたねかす・石灰腐植酸14% ・ N3 ・ P3 ・ K3 ・ 石灰12他主な成分と効果作物由来物・有機JAS粉末タイプと粒状タイプが有る効果6ヶ月持続・約1年で完全に分解コーンスターチ由来物3~6ヶ月でアンモニアと二酸化炭素に分解開封後なるべく早く使い切るナトリウムを含むため土壌への蓄積注意農薬・液肥との混用不可電気的に土壌を団粒化無色透明なやや粘性の強い液体液肥混用可土壌中で3~5年間安定、土壌微生物でゆっくりと分解商品名(メーカー名)使用方法、容量・定価等種子粉衣:10a当りの種に2㎏育苗培土:1㍑当り0.5~5g植穴処理:1株当り1~5g畑全面:10a当り2~5㎏EFポリマー(サカタ)育苗培土:1㍑当り0.5~1g畑土壌・10a当り2㎏を超えない葉菜類:800~1000g果菜類:600~1000gZEBA(ゼバ)(ファイトクローム)ゲインウォ-ター(ニッテン)育苗期:200~300倍・潅水畑:50倍・潅水播種床:200~500倍・たっぷり潅水定植株元:200~500倍たっぷり潅水潅水:500~1000倍EB-a(林化学)GA8(林業笠原造園)鉢物:用土の0.3%混和◇ 主な堆肥代替え資材例○ 主な保水・供給力増強資材例使用すると便利です。 使用する場合、必ず開度を調節・散布量を確認する。 植穴処理は、使用量が極少なく、直接根に触れやすいため、使用を控える。 6.土づくり・団粒化を高める 家畜ふん堆肥の施用や緑肥の栽培・すき込み等有機物を施用し、畑土壌の団粒化を促進させて、排水・保水土づくりに努める。 最近、土壌中のリン酸やカリ成分の過剰傾向が見られ、その要因の1つとして、鶏ふん等の家畜ふん堆肥の過剰施用が問題となっている。 作付前土壌診断に基づき、土壌養分バランスを整えた上で、県施肥基準を参考に元肥施肥に務める。 7.堆肥施用が難しい場合 堆肥が手に入り難い、堆肥散布労力が大変、散布したくとも周りの環境が整っていない等様々な理由があると思います。 堆肥は、様々な効果が期待できるため、堆肥の施用量を 5 0%減らし、50%分を代替え資材で補うのが望ましい。 リン酸やカリが過剰の畑では、養分が含まれていない資材を使う。 10a当りの基準施用量は、「アヅミン」30㎏、「ユーキフルペレット」100㎏。 土壌養分バランスに問題が少ない畑では、チッソ肥料としても効果が期待できる濃縮堆肥の「スーパーコンポ」を、10a当り100㎏を目途に施用する。 「スーパーコンポ」を施用した場合、施用したチッソ成分量を差し引いた元肥の施用量を決める。 主な堆肥代替え資材例を次の表に載せましたので、参考にしてください。 緑肥をすき込む場合、夏季高温期で1ヶ月程度の期間、十分腐熟さてから、作付を開始する。 腐熟が不十分な場合、「チッソ飢餓」「病原菌の一時的増加」「岐根」等作物に障害が出る場合があります。 すき込み量により違いがありますが、分解(腐熟)を促進する資材の10a当り基本的施用量は次を参考にしてください。 「石灰窒素」2 0 ~ 3 0 ㎏ 、「酵素でくさ~る」50㎏、「NBA」150㎏。 作物に必要十分な光を通すため、地温の上昇を抑えて、比較的長期間被覆しても生育に問題が少ない資材です。 ある程度防風や大型害虫予防効果も期待できます。 主な資材例を紹介します。 ・「ネオシェード清冷820SRI(イノベックス)」: 遮光率30%程度、被覆上から潅水可能。 ・「スーパーホワイトライト L25・L35(日本ワイドク ロス)」:遮光率20~35%、被覆上から潅水可能。 ・「ラウンドクール(日新商事)」:遮光率25%、被 覆の上から潅水困難。 土壌の水分保持資材と組み合わせて使用すると効果的。 定植苗の他、夏播きニンジンやダイコン栽培で、潅水量・回数を減らし、発芽促進・発芽率向上・初期生育の促進効果が期待できる。 5.土壌の保水・吸水力を高める 土づくりが基本ですが、手間と暇がかかります。 次の表に掲載した主な代替え資材は比較的省力で効果的です。 天然物由来で、土壌中で分解される資材が望ましい。 資材を土壌混和した場合、土壌の保水力が向上するため、潅水後の乾燥程度を確認し、潅水回数・1回当りの潅水量を控える。 使用する場合、使用量・使用方法を守る。 育苗培土に混和する場合、培土の袋に記載されている容積を確認して資材の量を正確に計量・混和する。 例えば、「げんきくん特号」1袋は20㎏で、26㍑に当るため、「EFポリマー」は26~260g(実用的には30g程度)を混和になります。 スコップ等での混和は、労力がかかると共に、培土の粒が壊れやすくなるため、手動式の培土混合機を使用すると便利です。 畑全面散布の場合は水田除草剤1㎏剤散布用の胸掛け式散粒器、播種・植え溝施用の場合は水稲育苗箱用農薬散布器(例:サンパースタート等)を
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