根こぶ病広範囲な病害予防軟腐病べと病・疫病炭そ病・菌核病土壌処理:アブラムシ・ハモグリバエ等ネキリムシキスジノミハムシアブラムシコナガ等チョウ目害虫アザミウマ・ハモグリバエキスジノミハムシ播種前、又は定植前・全面混和:フロンサイド粉剤(f29)、オラクル粉剤・顆粒水和剤(f21)播種前、又は定植前・全面又は作状混和:ネビジン粉剤(ネビリュウ)(f36)ヨネポン水和剤・クプロシールド・Zボルドー(fM1)スターナ水和剤(f31)予防:ピシロックフロアブル(fU17)治療・予防:アミスター20フロアブル(f11)、ランマンフロアブル・ライメイフロアブル(f21)スクレアフロアブル(f11)、ベンレート水和剤(f1)播種時・定植時・溝処理混和:ダントツ粒剤・スタークル(アルバリン)粒剤(i4A)播種時・溝処理混和と定植前日~当日・株元処理:モスピラン粒剤(i4A)定植時・溝処理混和:アクタラ粒剤5(i4A)、ジェイエース粒剤(i1B)*オルトラン粒剤(i1B)×播種前・土壌全面混和:フォース粒剤(i3A)播種時、又は定植時・土壌全面混和:ダイアジノン粒剤5(i1B)前日前で:ウララDF(i29)、トランスフォームフロアブル(i4C)3日前まで:アクタラ顆粒水溶剤・スタークル(アルバリン)顆粒水溶剤(i4A)7日前まで:モスピラン顆粒水溶剤・ダントツ水溶剤(i4A)前日まで:プレバソンフロアブル5・フェニックス顆粒水和剤(i28)アクセルフロアブル(i22B)3日前まで:マッチ乳剤(i15)7日前まで:プレオフロアブル(iUN)、カスケード乳剤(i15)*潅注:ベリマークSC(i28)前日まで:ディアナSC(i5)、アニキ乳剤(i6)、ヨーバルフロアブル(i28)3日前まで:アファーム乳剤(i6)、アファームエクセラ顆粒水和剤(i6+i15)7日前まで:グレーシア乳剤(i30)、コテツフロアブル(i13)前日まで:ブロフレアSC(i30)7日前まで:パダンSG水溶剤(i14)早春・秋冬播き主な作型直播栽培移植栽培70~90日70~80日春・秋播き40~60日30~40日夏播き30~40日20~25日○ 主な殺菌剤例(注:収穫前7日以内の剤)○ 主な殺虫剤例(注:収穫前7日以内の剤) 5 ○ 主な作型別収穫まで日数の目安 すい。 主な対応策として、①「ニイハオ・新1号」等、生理障害に強い品種の選択、②潅水、③石灰の液肥「カルタス」 「ホスカル」等を葉面散布や「畑のカルシウム」の施用。 ④ 栽植様式 : ベット幅80~120㎝・4~6条、通路50㎝程度。 条間20㎝・株間15~20㎝。 高温期は広く、低温期は狭くする。 3.播 種○ 直播栽培 : 平均気温13℃(市内で4月)以降が望ましい。 ① 播種量 : 1a当たり60~80ml。 点 播 : 3~4粒、 スジ播き : 長さ50㎝で25粒程度。 ② 播 種 : 深さ1㎝程度、好光性のため覆土は浅く、軽く鎮圧。 ③ 間引き 1回目 : 本葉2枚程度(播種後12日)頃。 点播は2本、スジ播きは株間4~6㎝。 2回目 : 本葉3~4枚(播種後20日)頃。 点播は1本、スジ播きは株間15㎝程度。 ○ 移植栽培 : 低温期の作型・根こぶ病対策に有効① 播種・育苗 : 288穴セルトレイ。 培土は、「げんきくん特号」等。 ② 播 種 : 1セル1粒播き。 ③ 潅 水 : 発芽直後の潅水は控えめ。 やや乾燥気味に管理。 ④ 定 植 : 本葉2.5~3.5枚(播種後2週間)頃。 育苗日数目安 : 春・秋播き・20~30日、夏播き・12~15日、晩秋・冬播き・30~40日。 夏季高温・乾燥期は、生理障害が出やすいため、定植後~活着期まで十分潅水する。 4.栽培管理① 追肥・土寄せ : 直播栽培の最終間引き直後、追肥・土寄せする。 ② 被 覆 : 初春播き・秋冬播き栽培、マルチ・トンネルが望ましい。 トンネル被覆は、2~4穴の「ユーラックカンキ」が便利。 厳寒期は、播種後~発芽揃い期まで不織布をベタ掛けする。 種子春化型品目のため、播種後~本葉5枚頃 (約1ヶ月間)、低温期トンネル被覆による保温(脱春化)管理に努める。 3月と10月播きは、天気予報に注意し、不織布ベタ掛けでも可能な場合がある。 5.病害虫防除 比較的気温が高めの作型は、根こぶ病の被害を受けやすい。 前作残渣分解後、表を参考に予防に努める。 梅雨季は病害が発生しやすい。 治療剤が少ないため、表を参考に、早めの予防に努める。 べた掛けや防虫ネット被覆により害虫予防に心掛ける。 害虫多発期は、表を参考に早めの防除に努める。 6.収 穫・ 収穫の目安 : 葉柄基 部が膨らみ始めた頃。 ・ 草 丈 : 20㎝程度。 ・ 1株重 : 80~160g
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