JA横浜_ディスクロージャー誌2025
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JA横浜の概況Part1主な業務の内容Part2経営資料編(単体ディスクロージャー)Part3経営資料編(連結ディスクロージャー)Part4事業の概況(令和6年度)JA Yokohama 2025 disclosure 11単体自己資本比率 自己資本比率算定上の自己資本額は1,372億68百万円となり、自己資本比率は13.63%となりました。また子会社との連結自己資本比率は14.11%となりました。率的な資金の運用に努めました。農業者の所得向上に向けて取り組みました。 生活購買では、組合員・地域の皆様の暮らしを豊かにする生活購買品の普及に向け、支店での販売(やるJAんショップ)を開始しました。また、㈱JA横浜協同サービスと連携を図り、「組合員・利用者および地域の発展に資する安心と信頼の不動産事業」の利用拡大に向け、積極的に取り組みました。 当期剰余金は、協同の成果として19億2百万円を計上することができました。 夏期・冬期に「横浜産農畜産物応援企画」として、横浜産農畜産物を活用した「農業と地域・利用者を結ぶ金融施策」を実施しました。また、「横浜都市農業推進プラン」に基づく農業振興支援として、環境配慮型定期貯金(愛称:グリーンヨコハマ定期貯金)を発売し、募集金額50億円の0.02%相当額を横浜市へ寄付しました。さらに、地域の皆様の生涯メインバンクとして、年金相談会開催のほか、計画的な貯蓄・運用の提案に努めました。 農業振興と農業者の育成に資する農業資金のほか、住宅ローン・マイカーローン・教育ローンなど、利用者の生活設計を支援する生活資金の積極的な対応に努めました。また、不動産関連の事業資金への対応に取り組みました。さらに、相続・遺言セミナーのほか、相続・遺言個別相談会を開催するなど、遺言信託業務の対応強化に取り組んだ結果、期末預かり資産は1,078件4,257億46百万円の実績となりました。 資金動向を踏まえた適切な資金繰りに努めるとともに、各種リスクを十分に踏まえたJA神奈川県信連などへの預金のほか、国債などの債券を中心とした有価証券運用など、効 取扱量増加に向けた取り組みとして、利用者ニーズの高い農産物を特定品目と位置づけた買取強化施策を実施したほか、量販店や地元企業など新規取引先の開拓を行いました。また、メルカート・「ハマッ子」直売所の活性化に向け、店舗ごとに工夫を凝らしたイベントを開催したほか、Instagramを活用したプレゼントキャンペーン、行政・企業のイベントへの出店など、横浜産農畜産物のPRと消費拡大に取り組みました。 生産購買では、長期化する農業生産資材の価格高騰に対応するため、生産コスト低減対策を実施したほか、環境配慮型生産資材の廉価供給や化学肥料の低減に向けた支援などを行い、貯金業務貸出業務資金業務販売事業購買事業信   用   事   業共   済   事   業 組合員・利用者皆様の多様化する保障ニーズに応えるため、保障点検活動を通じ保障ニーズを把握した提案型推進活動の実践と、地域の特性を踏まえた普及活動に取り組みました。そのほか、ペーパーレス契約・キャッシュレスサービスの利用促進や、「JA共済事故受付センター」および「神奈川自動車損害調査サービスセンター」との連携強化による迅速な自動車事故対応のほか、地震や台風など大規模災害発生時の損害調査対応に向けた養成研修会を開催するなど、共済契約者の利便性向上に努め、「安心」・「満足」な、ひと・いえ・くるまの総合保障を提供しました。経   済   事   業収   支   状   況貸 倒 引 当 金 当JAの 「経理規程」、「資産査定規程」 および 「資産の償却・引当基準」 に則り、一般貸倒引当金として77百万円、個別貸倒引当金として361千円を引き当てました。

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