JA横浜_ディスクロージャー誌2023
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1当JAは、農業者の協同組織金融機関として、「健全な事業を営む農業者をはじめとする地域のお客さまに対して必要な資金を円滑に供給していくこと」を、「当JAの最も重要な役割のひとつ」として位置付け、当JAの担う公共性と社会的責任を強く認識し、その適切な業務の遂行に向け、金融円滑化にかかる基本方針を定めています。2◆金融円滑化にかかる措置の状況を適切に把握するための体制の概要中小企業金融円滑化法は平成25年3月末に期限を迎えましたが、引き続きこれまでと同様に真摯かつ丁寧に対応します。金融円滑化にかかる基本方針の全文については、本誌のP.7(5金融円滑化にかかる基本方針)をご覧ください。◆金融円滑化にかかる措置の実施状況(令和5年3月31日現在)貸付条件の変更等の申込を受けた貸付債権うち実行にかかる貸付債権うち謝絶にかかる貸付債権うち審査中の貸付債権うち取り下げにかかる貸付債権当JAでは、金融円滑化にかかる措置を適切に把握するため、以下の体制を整備しています。⑴組合長以下、関係理事・部長を構成員とする「金融円滑化管理委員会」にて、金融円滑化にかかる対応を一元的に管理し、組織横断的に協議することとしています。また、協議内容については、定期的に理事会へ報告することとしています。⑵常務理事(総務・審査担当)を「金融円滑化管理責任者」とし、また、審査部を「金融円滑化管理責任部署」として、当JA全体の金融円滑化にかかる対応状況を把握することとしています。⑶各支店に「金融円滑化管理者」を設置し、各支店における金融円滑化にかかる対応状況を把握するとともに、審査部へ報告することとしています。⑷各支店では、金融円滑化にかかる取引の実施状況について記録を作成し、当該記録は5年間保存することとしています。◆金融円滑化にかかる措置に関する苦情相談を適切に行うための体制の概要当JAでは、お客さまからの貸付条件の変更等にかかる苦情相談を適切に行うため、以下のとおり体制を整備しています。⑴お客さまからの、金融円滑化にかかるご相談の窓口を審査部に設置しているほか、各支店においても承っています。⑵お客さまからの、当JAの金融円滑化にかかる措置に対する苦情については、総合リスク管理部コンプライアンス課に苦情等受付窓口を設置しています。また、各支店で苦情を受けた場合には、当JA所定の手続きに従って、速やかに総合リスク管理部コンプライアンス課に連絡し、総合リスク管理部コンプライアンス課と各支店ならびに金融円滑化管理責任部署が連携のうえ、適切な対応を実施する体制を整備しています。中小企業者件 数住宅資金借入者191184−−7件 数37291−7農業者等の経営支援に関する取組方針農業者等の経営支援に関する態勢整備地域密着型金融への取り組み(中小企業の経営の改善および地域の活性化のための取り組みの状況を含む) 274

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