JA横浜_ディスクロージャー誌2023
110/114

用   語スワップ取引スワップレート税効果会計生産資材総会・総代会早期警戒制度地産地消ディスクロージャーディスクロージャーとは経営内容の開示のことです。ディスクロージャー誌によって、経営内容の開示がなされていますが、その内容は多岐にわたり、財産や収支の状況といった財務内容にとどまらず、経営方針や組織、商品・サービスの内容など、その企業や団体の活動全般を判断するために必要な情報が盛り込まれています。このようなディスクロージャーをすることにより、経営の透明性が高まるとともに社会の評価を通して、より一層の経営努力がはかられることになります。JAにおいては、農業協同組合法に基づき開示が求められています。投資家に代わって運用・管理を金融機関が行う資産運用サービスのことです。ファンドラップリスクフリーレート「無リスク金利」とも呼ばれ、理論的にリスクがゼロか極小のリスクフリー商品(無リスク資産)から得ることのできる利回りのことです。代表的なものとして、「OIS」や「国債の利回り」が挙げられます。リスクマネジメントJAが経営を行っていく上で事業に関連する内外の様々なリスクを適切に把握・管スワップとは、当事者間で事前に合意された契約に基づきキャッシュ・フローを一定期間交換する取引です。交換するものにより金利スワップ取引、通貨スワップ取引等と呼ばれます。金利スワップ取引は、金利変動リスクを回避する手段として金融機関等で取引されています。当JAでは組合員をはじめ利用者からの固定金利長期借入れニーズに応えるため信連と金利スワップ契約を締結し、金利変動リスクを軽減しています。変動金利と固定金利を交換する際の交換レート(金利)のことです。税効果会計とは、企業会計上の資産または負債の額と課税所得計算上の資産または負債の額に相違がある場合において、法人税その他利益に関連する金額を課税標準とする税金(以下「法人税等」という。)の額を適切に期間配分することにより、法人税を控除する前の当期純利益と法人税等を合理的に対応させることを目的とする手続きです。肥料、農薬、飼料、農機具など、農業生産活動に必要な物資のことです。組合の運営や事業活動は、組合員全体の総意に基づいてなされなければなりません。このために、組合員の総意により組合の意思を決定する機関として総会・総代会があります。総会とは、正組合員により構成される組合の意思決定(議決)機関であり、必置機関です。また、総代会とは、正組合員500人以上のJAにおいて、総会に代わって設けることができる機関で、組合の意思を総代が決定する権限を持ちます。金融庁が金融機関の経営状況を監視し、自己資本比率の悪化などが見られる場合に、早い段階で是正措置をとる制度です。地域で生産された食物を地域内で消費することです。消費者の食に対する安全・安心志向やフード・マイレージへの関心の高まりを背景に、消費者と生産者の相互理解を深める取り組みとして期待が高まっています。理・コントロールすることにより、健全経営を維持していくことをいいます。内   容108

元のページ  ../index.html#110

このブックを見る