用 語RPA(アールピーエー)ALM(エーエルエム)SDGs(エスディージーズ)OISキャッシュ・フロー営業活動や資金調達、返済、設備投資などを通じて生じる実際の現金の流れのことGAP(ギャップ)減損会計コンプライアンスJAバンク基本方針組合員・利用者の皆さまから一層信頼され利用される信用事業を確立するために、再編強化法に基づき、JAバンク会員(JA・信連・農林中金)総意のもと、平成14年1月に「JAバンク基本方針」を策定しています。この「JAバンク基本方針」に基づき、JA・信連・農林中金が一体的に取り組む仕組みを「JAバンクシステム」といいます。「JAバンクシステム」は、JAバンクの信頼性を確保する「破綻未然防止システム」と、スケールメリットときめ細かい顧客接点を生かした金融サービスの充実・強化をめざす「一体的事業運営」の二つの柱で成り立っています。JA横浜自己改革実践サイクルは、「農業者の所得増大に向けた農業支援強化」を基本目標とし、JA横浜における自己改革の取り組みと成果について、組合員との対話等を通じて評価を把握し、次の改革につなげるPDCAサイクルのことです。剰余金の中から事業を利用した額(※)に応じて、組合員に支払われる配当のことです。※ 令和4年度は、信用事業における定期貯金の平均残高、定期積金の掛込平均残高、普通貯金の平均残高に対し、それぞれの年間平均残高50万円以上を対象に配当を実施しました。資産自己査定とは、当JA自らが貸出先などの債務者について、その財務状況等を調査し、返済能力に応じて区分を行い、回収の危険性等を判断して分類する一連の手続を指します。返済能力に応じた区分は、正常先・要注意先(その他要注意先と要管理先)・破綻懸念先・実質破綻先・破綻先の5段階であり、その各債権を回収の可能性に応じて非分類から第Ⅳ分類の4段階に区分します。自己査定の結果により、適正な償却・引当が行われるとともに、資産(=経営)の健全性の維持・向上がはかれます。組合員の出資金に対する配当のことです。食農教育とは、農産物が命を育み成長していく過程を大切にしながら、「食」への関心や意識の啓発をはかり、「食」の大切さ、「食」を支える「農」の役割等に対する理解を広げ深める教育活動のことです。JA横浜自己改革実践サイクル事業分量配当金資産自己査定出資配当金食農教育ソフトウェアのロボットを利用してこれまで人間が行っていた業務の自動化や効率化をはかるものです。ALMとは、資産(Asset)と負債(Liability)を総合的に管理(Management)し、金利変動、市場の変動による収益への影響や資産価値の減少を財務体力の範囲内にコントロールする手法です。当JAのALM委員会では、収益とリスク量のバランスをはかるため、ギャップ分析、BPV、VaR等の手法によりリスク量を分析・計量化し、中長期的な安定収益の獲得を検討しています。「持続可能な開発目標(SDGs)」とは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。地球上の「誰一人取り残さない」を基本理念としています。「Overnight Index Swap」の略称で金利スワップの一種。一定期間のオーバーナイト無担保コールレートと固定金利を交換する取引です。です。農業において、食品安全、環境保全、労働安全等の持続可能性を確保するための生産工程管理の取り組みであり、多くの農業者や産地が取り入れることにより、結果として持続可能性の確保、競争力の強化、品質の向上、農業経営の改善や効率化に資するとともに、消費者や実需者の信頼の確保が期待できます。土地や建物など固定資産の市場価格や収益性が帳簿価格と比べて著しく低下した場合、その差額を損失として計上する会計処理のことです。コンプライアンスとは、企業が企業活動を行うに際し、社会的規範をはじめ、関係法令等を厳格に遵守することをいいます。「系統版金融検査マニュアル」で問われるコンプライアンスとは、違法行為等の事前予防・未然防止の態勢を構築することにより、組織全体の遵法性を高めることを通じて、JA自らが経営の健全性を確保していく取り組みをいいます。内 容(五十音順)ディスクロージャー誌用語解説集 107
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