ディスクロージャー2010
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JA Yokohama 2010 disclosure 11主な業務の内容経営資料編(単体ディスクロージャー)経営資料編(連結ディスクロージャー)JA横浜の概況Part 2Part 3Part 4Part 1皆さまへのメッセージ7.系統セーフティーネット(貯金者保護の取り組み)当JAの貯金は、JAバンク独自の制度である「破綻未然防止システム」と公的制度である「貯金保険制度(農水産業協同組合貯金保険制度)」との2重のセーフティーネットで守られています。◆「JAバンクシステム」の仕組みJAバンクは、全国のJA・信連・農林中央金庫(JAバンク会員)で構成するグループの名称です。組合員・利用者の皆さまに、便利で安心な金融機関としてご利用いただけるよう、JAバンク会員の総力を結集し、実質的にひとつの金融機関として活動する「JAバンクシステム」を運営しています。「JAバンクシステム」は「破綻未然防止システム」と「一体的事業推進」を2つの柱としています。◆「一体的な事業推進」の実施良質で高度な金融サービスを提供するため、JAバンクとして商品開発力・提案力の強化、共同運営システムの利用、全国統一のJAバンクブランドの確立等の一体的な事業推進の取り組みをしています。◆「破綻未然防止システム」の機能「破綻未然防止システム」は、JAバンク全体としての信頼性を確保するための仕組みです。JAバンク法(農林中央金庫及び特定農業協同組合等による信用事業の再編及び強化に関する法律)に基づき、「JAバンク基本方針」を定め、JAの経営上の問題点の早期発見・早期改善のため、国の基準よりもさらに厳しいJAバンク独自の自主ルール基準(達成すべき自己資本比率の水準、体制整備など)を設定しています。また、JAバンク全体で個々のJAの経営状況をチェックすることにより適切な経営改善指導を行います。◆貯金保険制度貯金保険制度とは、農水産業協同組合が貯金などの払い戻しができなくなった場合などに、貯金者等を保護し、また資金決済の確保をはかることによって、信用秩序の維持に資することを目的とする制度で、銀行、信金、信組、労金等が加入する「預金保険制度」と同様の制度です。JAバンク・セーフティーネット組合員・利用者JAバンク基本方針破綻未然防止システム一体的事業推進・JA等の経営状況のモニタリング・JA等に対する経営改善指導・JAバンク支援基金等による資本 注入などのサポート等・実質的に一つの金融機関として機 能するような運営システムの確立・共同運営システムの利用・全国どこでも統一された良質で高 度な金融サービスの提供便利農林中金への指導権限の付与など安心JA信連(JAバンク県本部)農林中金(JAバンク中央本部)行 政全中全国監査機構JA中央会貯金保険機構JAバンク支援協会系統債権管理回収機構破綻未然防止システム破綻未然防止のためのJAバンク独自の制度貯金保険制度貯金者等保護のための公的な制度再編強化法 農林中央金庫及び特定農水産業協同組合等による信用事業の再編及び強化に関する法律協力・連携、経営改善指導連携協力・連携、経営改善指導連携破綻時の支援破綻未然防止の支援不良債権の管理・回収金融サービスの提供の充実JAバンク会員の経営健全性確保JAバンクシステム

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