JA横浜_AgriぷらすVOL.40
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はつらつ准組合員准組合員保土ケ谷区上菅田町友田 次郎さん保土ケ谷区を東西に流れる帷子川。そのほとり、山を背負うように区内唯一の田んぼがあります。日頃は静かな田園風景ですが、年に何度か、子どもたちのにぎやかな歓声が響きます。一角に設けられた「ほどがや☆元気村」で、田植えや稲刈りなどの体験イベントが行われているのです。友田さんはこの「元気村」で、シルバー世代の仲間たちとともに「どろんこ教室」と称した農体験イベントを運営し、区内の小学生に米作りや野菜作りを教えています。教室は1年を通じて開かれ、田起こし、田植え、稲刈りと、季節ごとの作業に汗を流しながらモチ米を育てます。初めは、水を張った田に入るのをためらっていた子も、一度足を浸けてしまえばあとは文字通りどろんこになって大はしゃぎ。子どもたちが自然と一体になる瞬間です。 12月の収穫祭では、みんなで育てた米で餅つき。「お餅を食べている子の表情は皆イキイキしていて、今年もやってよかったと思いますね」。農との触れ合いを通じた子どもたちの成長を、優しいまなざしで見守る友田さんです。9さまざまな分野で活躍する准組合員を紹介します!

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