JA横浜_AgriプラスVol.39
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4ジューシーで果粒が柔らかい赤色大粒ブドウ藤稔(ふじみのり)8月中下旬安芸(あき)クイーン8月中下旬シャインマスカット8月下旬〜9月上旬残す枝を見極めながらの剪定作業 勝負の5・6月5月から6月は、ブドウ栽培の中で最も重要な房作りや種無し処理、摘粒作業が続きます。種無しで大粒にするためには、ひと房ずつ「ジベレリン溶液」に漬けていきます。果粒が大きくなってきたら、収穫時の房の形を想像しながら摘粒をします。 色づき左右する7・8月 摘粒が終わると、害虫などを防ぐためにひと房ずつ袋をかけていきます。ブドウの色づきには、太陽の光が必要です。一方で、近年は高温障害(日焼け)を起こしやすいため、袋に加えて強すぎる日差しを遮る傘を併用するなど、さまざまな工夫がされています。収穫時期特性てき りゅうせん てい梨と同様に、ブドウも冬季に剪定を行います。剪定方法は、樹形(仕立て法)によって異なります。大粒に育った「藤稔」を収穫藤沢市で生まれた大粒品種。1粒重は15〜25g巨峰から生まれた赤系品種。糖度は18〜20摘粒は商品価値を決める大事な作業酸味が少なくマスカット香のある爽やかな食味 ブドウも冬は剪定 8月上旬から収穫 8月上旬ごろから収穫が始まると、JA「ハマッ子」直売所や農家の個人直売所などでの販売が始まります。浜ぶどうの主な品種竜宝(りゅうほう)品種名8月上中旬浜ぶどう 栽培の1年

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