JA横浜 Agriぷらす
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はつらつ8はまふぅどコンシェルジュの仲間で結成した「横浜おいしんぼエンジェル」としても活躍。1日カフェでのランチ提供やマルシェを通じて地産地消を啓発するさまざまな分野で活躍する  都筑区荏田東中尾 真紀子さん横浜市が地産地消の案内人として認定する「はまふぅどコンシェルジュ」の中尾真紀子さんは、横浜野菜をたっぷり使ったレトルトカレー『横濱野菜のスパイスカレー』を販売しています。一日に必要とされる野菜の半分を入れ、鶏がらスープで煮込んだ自然のうま味が特徴。女性の社会進出が進む中、忙しくても野菜を食べて健康になってほしいという願いを込めた「働く女性を応援するカレー」です。 横浜野菜を代表するキャベツと小松菜をソースに溶かし込み、具にはダイコンとニンジンを使用。野菜はコンシェルジュの活動が縁で知り合った市内の農家から直接仕入れます。親子で食べられるようマイルドな味付けにし、別添えのスパイスで辛さの調整が可能。化学調味料と小麦粉は使いません。家族での食事に使いやすいよう、2人分400gを1パックにした物と、1人分200gの2種類を用意しています。 中尾さんは、はまふぅどコンシェルジュ講座の中で初めて横浜の農業に触れ、キャベツや小松菜の生産量が多いことに驚いたといいます。その後、野菜カレーを開発し、市の地産地消ビジネス創出支援事業に採択されました。「今後も健康をベースに考え、できれば余剰野菜などを活用したエコな商品を作っていきたい」と話します。

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