JA横浜_Agri横浜 VOL.249
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② *天候が悪化すると移動が困難になるため、特に高齢者や幼い子どものいる家庭は、「警戒レベル3(高齢者等避難)」が出た時点などで、早めに避難する。【参考:首相官邸ホームページ】防災ご飯を 炊いてみよう!【用意するもの】・高密度ポリエチレン製の ポリ袋 (湯せんに対応しているもの)・無洗米…1カップ(1合)・水…1カップ(米と同量)【手順】①①横浜市防災情報Eメール▼パソコンや携帯電話などに、地震震度情報、気象警報・注意報などの防災情報が配信される。インターネットで「横浜市情報Eメール」を検索し、手順に従って指定のメールアドレスに空メールを送信して受信登録をする(登録無料)。②避難場所・避難経路▼自治体のホームページや国土交通省ハザードマップポータルサイトから防災マップやハザードマップが入手できる。 クッキングサロン ハマッ子の講師で、料理家・防災クッキングアドバイザー。阪神・淡路大震災の被災経験から、いざというときに役立つ備蓄アイデアなどを伝えている。◆地震発生時の行動◆①屋内にいるとき▼頭を守り、大きな家具から離れて丈夫な机の下などに隠れる。▼火を使っている場合、火元から離れているときは無理に消しに行かない。②屋外にいるとき▼倒壊や落下物の危険がある建造物から離れる(ブロック塀、ビルの壁、看板など)。③山や崖の近くにいるとき▼落石や崖崩れに注意し、できるだけその場から離れる。④車を運転しているとき▼ゆっくりとスピードを落とす。ハザードランプを点灯して周りの車に注意を促し、道路の左側に停止する。◆大雨・台風発生時の行動◆①雨や風が強くなる前に▼家屋の補強や、避難場所までの経路を確認する。②雨が降り出したら▼土砂災害警報などに注意し、市町村からの避難指示があった場合は速やかに避難する。食材の備蓄は十分ですか?避難生活で気力を保つには地震に備える大雨・台風に備える情報を確認する防災食と備蓄のポイントを学ぼう! 地震による被害には、津波、建物の倒壊、火災、土砂崩れなどがあります。地震の揺れを感じたり、緊急地震速報を見聞きした場合は、慌てずに身の安全を確保し、テレビやラジオなどで正確な情報を把握しましょう。 台風が接近・上陸すると、大雨や洪水、暴風、高波、河川の氾濫、崖崩れなど、さまざまな自然災害が起こる可能性があります。近年では短時間に狭い範囲で非常に激しく雨が降ることが多く、特に都市部では道路や住宅の浸水、掘り下げ式の道路や地下道の水没も発生しています。大雨や台風が接近しているときは、危険な場所に近づかないようにしましょう。 この他にも、首相官邸や内閣府、国土交通省、消防庁などのホームページでは、防災に役立つ情報や災害情報などを公開していますので、ぜひ活用してください。 皆さんは災害への備えとして、どのような食品をどのくらい用意していますか? 大規模な災害が発生すると、行政等からの支援物資が届くまで相当な日数がかかる場合があります。飲料水や食品の備蓄目安は、「最低でも3日分、目標は1週間分」です。 食品はインスタントやレトル【登録用メールアドレス】bousai-yokohama@cousmail-entry.cous.jp講師紹介鈴木 佳世子さんポリ袋を使ってポリ袋に米と水を入れる。少し空気が残るよう、袋の口をねじりながら余分な空気を抜き、上の方でしばったら30分置く。鍋に湯を沸かし、沸騰したら①を入れて20分湯せんする。火を止めて鍋に入れたまま10分蒸らせば完成。

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