JA横浜 Agri横浜 Vol.237
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だ 花博の機運醸成へ支店花壇彩るもちしげひで会」を盛り上げることや、地域に恩返しをしたいとの思いが込められています。初回の令和3年10月には、生徒有志のみの参加でしたが、2回目以降は学年全体で実施。生徒たちは、海軍道路(環状4号線)の歩道脇やJA瀬谷支店前の花壇、相鉄線・瀬谷駅前の花壇に市内産の花苗を植栽しました。JAは植栽場所を提供した他、瀬谷支店前での作業に職員が参加。支店では植栽後の花壇の手入れもしました。花苗を提供したのは、泉区上飯田町の持田薫秀さん。今年5月の作業日には、生徒たちに苗の植え方や配色のコツをアドバイスしました。日頃、花を育てる機会の少ない生徒も、持田さんの話を参考に色のバランスや苗同士の間隔を考えながら、手際よく作業しました。植栽場所は通学路として使う生徒も多く、「自分たちで植えた花の生長を見るのが楽しみ」と、笑顔を見せていました。丁寧に花苗を植える生徒バランスよく植えられたマリーゴールドフラワーロードプロジェクト瀬谷区中屋敷の県立瀬谷西高校は、令和5年3月末をもって再編統合のため閉校します。そのため最終学年である43期生は、同校のレガシー(遺産)を地域に継承することを目的に、昨年11月から地元企業や団体と連携し「SEYANISHISDGsProject」と銘打った16の個別プロジェクトに取り組んできました。JAは、「横浜農業応援プロジェクト」に協力。JA野菜部瀬谷支部や営農部、販売部が中心となり、プロジェクトメンバーに市内産・区内産農産物の魅力や農業の大切さなどを、講義や農作業体験を通じて学んでもらいました。ここでは、これまでの取り組み内容を紹介します。同校は個別プロジェクトに加え、「フラワーロードプロジェクト」にも取り組みました。これには、令和9年に旧上瀬谷通信施設で開催予定の「国際園芸博覧生徒に植え方や配色のポイントを教える持田さん㊧特集特集地高元校生農業がを応援瀬谷西高校×JA横浜SDGsプロジェクト

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