JA横浜 Agri横浜 Vol.237
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同一規格で結束された出荷前の飾り松収穫を迎えた3年目の畑門松や飾り松を扱う際、特に長く使わないようなら水やりは不要です。茎や切り口からマツヤニが出る場合があるので注意してください。種から芽生えたばかりの松播種(はしゅ)して1年目の生産圃場(ほじょう)細長い形状にするために密生した状態で枝が上へとまっすぐに伸びるよう育てる……………技術顧問の担当技術顧問連絡先……………市場で競りにかけられる前の門松園芸店に並ぶ家庭用のミニ門松生産面積や生産者は減少・■は営農技術顧問、 ■は㈲サカタテクノサービスが 対応します・隔週で対応する曜日もあります のでご注意ください・窓口相談は、お休みや相談時間 を変更する場合があります令和4年度営農相談体制メルカート窓口営農相談日(相談時間9〜16時)メルカートき たみなみいそごつおかかながわ田 奈毎 週毎 週毎 週野  菜森東海雄・山田良雄営農経済センター ☎(805)6612月水木金土第1・3・5第1・3・5第2・4毎 週第2・4毎 週花・植木福井英治第1・3第2・4・5第2・3・5第1・4第2・4・5第1・3第1・3・5第1・3・5果  樹北尾一郎畜  産川西隆智平成初期には市内でも10軒近く生産されていたそうですが、今では高齢化の影響もありわずか1〜2軒の状況です。国内の大産地でも生産者の高齢化により、栽培面積・生産量は共に年々減少しています。が育つ環境ではありません。そのような環境でも松の根に共生するさまざまな菌類(キノコやカビの仲間)の菌糸(根のようなもの)が水分や養分を集めるので、砂浜のような所でも育つことが可能です。正月飾りの松ができるまで正月に使われる松の中でも全国的に出荷量が一番多いのが「若松」と呼ばれる細長いもので、門松にも使われています。若松はクロマツの種子をまいて3年目の11月から本格的に収穫します。規格をそろえて結束し、水につけて冷暗所で保存すれば長持ちするため、青々とした状態で出荷されます。松の需要は大半が12月に入ってから集中します。特にクリスマス以降の年の瀬が迫る頃になって初めて、多くの人が松を身近に意識します。

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