JA横浜 vol.225
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自身のブランドを設立間25品目ほどを作付ける。「その場村田農園の一部門として、「&ARTSFACTORY」という自身のブランドを設立。約50㌃で、年で洗うだけで食べられる」ことをモットーに、木酢液などで減農薬を試行。また、雑草を抑えるため、IKEA港北から提供されたコーヒーかすをまき、一部の畑を休ませる。昨年3月、畑の一画に無人直売所を設置。外観はアメリカで見たマルシェをイメージし、若い人にもアピールするため、リヤカーやコーヒー豆の木樽で雰囲気を演出する。販売日や品目は、自身のインスタグラムで情報発信。「畑や野菜の様子も見てほしい」と、野菜を包むボードン袋に、自ブランドのロゴやインスタグラムのQRコードが印刷されたシールを貼るなど、手間を惜しまない。今年1月より、自身のダイコンとハクサイを原料にしたキムチの販売を開始。留学時に知り合ったDJの友人が、山梨県富士吉田市で手掛ける「田家たむらのキムチ」とコラボし、商品化した。現在DJの仕事は月2回程度で、9割は農家の顔だ。「DJでは、この曲の次にどんな曲が来たらお客が喜ぶかを考える。人を楽しませたい気持ちは農業でも同じ。いつか畑で農業と音楽がクロスするフェスができたら」と話す。 カラフルなラディッシュ。若い世帯が多い土地柄もあって需要が高いというInstagramのアカウント名は「ARTSFACTORY_VEG」㊨村田さんが手掛けたミックスCD㊥クラブでプレイする村田さん㊧(左から)敦さん、妻・泉さんFamily Photo

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