JA横浜_AgriVOL.248
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地産地消弁当を堪能第1期准組合員講座開講9月26日には前回の経過観察と除草やかん水などの中間管理、シュンギクや葉ニンニクの植え付け作業をしました。暑さでハイマダラノメイガの幼虫による食害が出ている苗もありましたが、生育は順調。参加者は生産者に今後の管理の注意点や家庭菜園のアドバイスを求めながら作業をしました。吉田さんは「育てる苦労を体感したことで食べ物の大切さを感じてもらえたと思う。消費者側の意見も聞けたので良かった。これを機にJAの事業利用にもつながってほしい」と話しました。同区牛久保東から参加した栗原敏子さんは「実家が農家だったが、農作業は数十年ぶり。土に触れ、農家との交流ができる良い体験だった。次回はJAとの意見交換もできるので楽しみにしている」と笑顔を見せました。最終回は12月初旬を予定し、育てた野菜を収穫して調理。JA役職員らとの意見交換会を予定しています。第2回のランチでは、「はまふぅどコンシェルジュ」の安田美名さん特製の地産地消弁当を用意。安田さんは普段、市内各地の飲食店に出張して地産地消メニューを提供。原木さんと吉田さんからも野菜を仕入れ、地元野菜のPRに尽力しています。今回の弁当は素材の味を生かし、横浜産農畜産物のおいしさを伝えることがコンセプト。参加者からも好評でした。JAは将来の横浜農業の理解者・推進者の育成を目的に今年度初めて「准組合員講座」を開いています。農業振興には約6万人いる准組合員が大きな力になると期待し、講座では座学や生産現場での実習、直営直売所の見学を予定。30ある総合支店から1人ずつが受講します。全5回の講座を通じてJAへの理解を深めてもらい、農業応援の輪が持続的に広がることを期待しています。れまでもさまざまなアプローチをしてきました。今回の講座は毎年募集している横浜農業へのメッセージがきっかけ。JAや農家ことをもっと知りたいという准組合員の声と、さらなる関係強化を図りたいJAの思いが合致したことで実現しました。健一組合長が「講座で得た知識を生かして『横浜農業振興応援団』として活躍してほしい」と、JAは准組合員に対して、こ9月28日の開講式では柳下激励。受講者の戸塚区南舞岡の大場幸子さんは「准組合員でもJAの事業に関われることを知らない人も多い。この講座でPRできるように学んでいきたい」と意気込みます。お品書き野菜オムレツ大学いも織茂養鶏場の卵〜使用した地元食材のご紹介〜原木さんのサツマイモ吉田さんの甘長トウガラシ金子幸蔵さんの米(ミルキークイーン) ダイコンの間引き方法を教える吉田さん㊨整然と植えられたルッコラ  自己紹介で横浜農業左への思いを伝える受講者  座学では講師を務め右上た岩澤常務が「JA・協同組合とは」と題して説明  組織部の小野英明部右下長は都市農業への取り組みを伝えたはまぽーくの生姜焼きホタテ入りシュウマイ甘長トウガラシの素揚げレンコンの塩きんぴら地元にこだわったお弁当です

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