Agri横浜 vol.212
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 皆さんに同行したJAの柳下健一組合長から「いつも手にする農作物にどれだけ農家の愛情が込められているか分かってもらえたと思う。さまざまな農作業を体験したことで、少しでも農業を身近に感じてもらうきっかけになってくれればうれしい」と呼び掛けました。体験を終えて尾原さん見の連続で、農家の大変さも分かりました。梨の収穫は初めてで楽しめました。孫は野菜嫌いでしたが、昼食を完食したことにビックリしました。陽斗さんストポークが良かったです。中村さんう野菜を納品していると思っていましたが、わざわざ青草を栽培していることに驚きました。梨園は農林水産大臣賞を受賞しているだけあり、素晴らしかったです。百花さんかったです。大切に育てていきたいです。石橋さんとは知っていましたが、梨の品種を学べて良かったです。和来さんて、これをゾウなどの動物が食べることを考えるとうれしく思いました。最後はカクタス広瀬を見学。ハウスの1階には多肉植物、2階に上がるとサボテンが数え切れないほど栽培されていました。南米やアフリカが原産のものが多く、ハウスの室温が25〜選定しているそうです。室温には多少の誤差が出てしまうので、遮光ネットを張るなど管理を徹底。出荷先は園芸店や雑貨店で、ハウスで直売もしています。まずはハウス内を歩き、上下で色が違うサボテンや、見たことの無い形の多肉植物など、参加者の興味を引いた品種について広瀬さんが丁寧に解説。「こんなに興味を持っていただけるとは思っていなかったので、ありがたい」と、次々に質問を受けながら笑みがこぼれました。続いてサボテン3品種の寄せ植えを体験。広瀬さんはサボテンが土で汚れないように細心の注意を払うことや、背丈の高低を考えて植えることが必要と説明。慣れた手つきでお手本を見せました。あまりにも簡単そうに作業をしていたので、割り箸を手に子どもたちもすぐに取り掛かりましたが、とげが刺さらないように作業するだけでも苦戦。サボテンの見栄えを考えるため、会話が無くなるほど集中。職人顔負けの真剣な眼差しが見られました。完成した鉢は日当たりや風通しの良い場所に置くことや、水やりの仕方など管理法の説明も受けました。参加者は「おしゃれで家のインテリアにピッタリ」「教わった通りに世話をして長持ちさせたい」と完成品に満足し、大事そうに持ち帰りました。 この模様は地産地消月間に合わせ、11月23画広告として掲載されます。日㈷の神奈川新聞に企 新しい発 料理がおいしく、特にロー 動物の■は破棄してしま サボテンの鉢植えが難し 横浜でも農業が盛んなこ 青草の刈り取りを体験しか  き   見たことのないサ左   ボテンに興味津々   の参加者   広瀬さん(右)が寄右上   せ植え作業の工程   を丁寧に説明   親子で助け合って右下   寄せ植えプロの手ほどきで満足がいく寄せ植えが完成旭区下川井町カクタス広瀬 広瀬隆一さん県内でも数少ないサボテンや多肉植物専門の花卉農家で、栽培から販売までを一貫して行う「カクタス広瀬」を経営。手のひらサイズのものが主力で、1000品種以上を取り扱っています。葉挿しや挿し木による繁殖で年々出荷量を増やしています。30度で管理できる品種を総括横目を浜向農け業るにきっかけに種類豊富な多肉植物に驚き寄せ植えにも挑戦

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