JA横浜 vol.224
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N0.1 1.41.5 1.0 1.0 2.5月 123456 定植20日後、収穫開始前、収穫期中盤の3回に分けて施用 収穫防除芽かき植え付け・施肥月作付 追肥「直売に向けた野菜の栽培マニュアル(神奈川県営農指導協議会・神奈川県園芸種苗対策協議会)」より引用2.間引き、追肥、土寄せは しゅほ じょうつぼみ有効成分(kg/a)MgO0.51.0 施肥時期 定植1カ月前までK₂O1.0P₂O₅0.5 1.41.9CaO1.13.5 4.6 4.61.4 2.4 1.0 1.0 3.41.51.91.5(1a当たり使用量)定植1週間前まで 9101112○技術顧問 森 東海雄とみおちゅうだい主な作業土や緑とふれあう暮らし緑の情報箱213456789101112作付主な作業収穫肥料名施肥量(kg/a)牛ふん堆肥苦 土 石 灰複合燐加安42号100 10 10 基肥計 NK化成2号 6 計 施肥量 合計1.圃場準備と播種秋まき野菜のシーズンに入りました。気温と日長の変化が著しい時期なので、種まきのタイミングを逃すと発育不良の他、とう立ち(抽苔)や病害虫の被害が多くなるため注意が必要です。今回は、最近栽培が増えているナバナの一種「のらぼう菜」とニンニクの栽培について紹介します。●のらぼう菜の栽培ポイント3.栽培管理4.収穫●ニンニクの栽培ポイント ニンニク特有の強い臭いの素は「アリシン」という物質です。糖質やビタミンが多く、古くから香辛料や強壮のために利用されてきました。ニンニクの栽培は、9月中旬から下旬に種球を植え付け年内に定植し、翌年5月中旬から6月下旬に収穫する方法が一般的です。種球は9月上旬ごろまでは休眠状態なので、休眠が覚めてから植え付けるよう注意してください。【ニンニクの栽培暦】1.種球の準備<品種>直まきでのらぼう菜を栽培する場合、9月上旬から10月下旬に播種し、3月下旬から5月上旬までに収穫する「秋まき春どり栽培」が最も栽培しやすいです。【直まき のらぼう菜の栽培暦】畝幅75㎝を測り、畝の中央に深さ5㎝のまき溝を掘ります。溝に基肥の化成肥料をまんべんなく施し、堆肥は追肥で施します。溝の底を平らにして播種します。9月に播種するときは防虫ネットをトンネル掛けし、害虫が減ったら片づけましょう。【のらぼう菜 施肥】本葉が伸び始めたら、2〜3回に分けて間引き、最終的に株間30㎝にします。播種20日後くらいに株のわきに溝を掘り、化成肥料と堆肥を追肥します。土を溝に戻したら、畝の両側から土寄せします。のらぼう菜は伸びてくる花茎を次々と長期間収穫するので、肥料を切らさないように育てるのがポイントです。とう(花茎)が伸び始めた頃、株間に化成肥料を施します。翌春、とう立ちした花茎の先端から20〜30㎝下を、上位の葉とともに手で折って収穫します。蕾が膨らみかけた頃がベストです。のらぼう菜は鮮度が落ちやすいので、必要な時に収穫してとりたてを食べることをお勧めします。暖地系品種(平戸)と寒冷地系品種(ホワイト)がありますが、関東周辺では暖地系品種を使用するのが良いでしょう。△△播種のらぼう菜とニンニクの栽培

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