JA横浜_Agri Vol.245
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JA都道府県中央会、NHKが主催する第52回日本農業賞にて神奈川県下で初めて個別経営の部で特別賞を受賞しました。これは、農業経営や技術の改革といった意欲的な取り組みによる快挙で、当JAの名誉を著しく高めたことから、柳下組合長が表彰しました。保土ケ谷区西谷 苅部博之さん苅部博之さんは、JA全中と総代会で出された意見・質問▽計画の中で職員を削減する見込みになっているが、役員定数の見直しは行わないのか。〈JAの回答〉 職員数の削減はリストラ等ではなく、定年退職等で自然に減少することを想定し、計画している。役員定数についても今後の経営課題として検討を進める。組合員表彰事業計画 総合事業体制の堅持へ自己改革 組合員の意見・要望を反映令和5年度は第7次総合3ヵ年計画の2年目として、事業計画の着実な実践に取り組みます。指導事業(営農)では、アグリサポート事業の実践として労働支援の充実に向けた農福連携施策を実施するほか、担い手との関係強化として情報伝達アプリ「AGRIsby技術動画や防除研修動画など、担い手に有益な情報を提供します。販売事業の販売力向上対策では、「ハマッ子」直売所の販売品取扱高や年間来客者数目標の達成に向け、SNSやイベント出店を通じて横浜産農畜産物をPRし、新規顧客の獲得に取り組みます。販売事業の効率運営では、メルカートや直売所の従業員の効率配置と労働生産性の向上なJA」を導入し、栽培ど、採算性改善に取り組み、売り上げ向上とともに、人件費を含めた費用の圧縮を図ります。農業経営事業では、高収益作物・省力化作物における労働生産性の向上に取り組むほか、SDGsに貢献する商品への原料供給や販路の開拓を実践します。指導事業(組織)では、支部長情報交換会や支部座談会での意見を踏まえた新たな組織活動の実践に向けて検討を進めるほか、准組合員とのつながり強化として、農業やJAへの理解を深める「准組合員講座」を開きます。また、健康管理・福祉活動への取り組みとして、健康意識の醸成による健診受診率の向上に取り組みます。経営管理では、不断の自己改革の実践と持続可能な経営基盤の確立・強化や組合が抱える諸課題への対応、情報システムの活用JAは、昨年度策定した新たな自己改革実施計画に基づき、取り組みを進めています。自己改革の実践に向け、「担い手との対話」「農業所得の増大」「不断の自己改革の実践」の3つの具体的な方針を掲げ、それぞれにKPI(重要業績評価指標)を設定しています。5年度の取り組み内容は、支部座談会等を通じて組合員から出された意見・要望を踏まえて修正を加えたほか、KPIの設定を見直しています。買取販売強化や「ハマッ子」直売所での各種イベント開催による横浜産農畜産物の売上拡大、担い手のグループ化による農畜産物の高付加価値化など、推進などを重点項目とし、総合事業体制の堅持に向け経営管理の一層の高度化に取り組みます。KPIの達成に向けてさまざまな取り組みを進めます。自己改革の実践に向けた組合員の意思反映では、4年度に未実施だった支部を対象に、支部座談会を継続実施します。自己改革を支える経営基盤の確立・強化では、持続可能な収益性と将来にわたる健全性の確保に向け、経済事業の収支改善や支店機能再編、機構改革・店舗戦略に伴う人件費削減等に取り組みます。サイクルの構築を図り、自己改革の着実な実践に取り組みます。今後も、計画に基づくPDCA閉会のあいさつをする長瀨康夫副組合長新田支店で開いた説明会(6月9日)柳下組合長から賞状と記念品を受け取る苅部さん㊧ 総代会に先立ち、6月6日から14日にかけて、総合支店ごとに組合員説明会を開きました。総代会に提出される議案内容をナレーション付き映像で説明。出席者から、貴重な意見が寄せられました。説明会で寄せられた主な意見・要望と、これに対する回答は、本誌別冊に掲載しています。4年ぶりに万歳三唱で総代会を締めくくった全30支店で組合員説明会開く

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