JA横浜 vol.233
5/12

第6次総合3ヵ年計画では、組合員の支援のもと順調な事業成果を挙げましたが、農業・組織・経営に係る諸課題に対処していく必要があります。創立次総合3ヵ年計画は、次の10年、20年先を見据えた礎と捉え、「変革に挑戦し成長する」という強い志を持って着実に取り組みます。指導事業〈営農〉では、横浜農業の生産基盤の維持や労働力の確保、農業所得増大に向けた担い手の生産支援に取り組みます。販売事業では、販売力向上対策や事業の効率運営の他、JA横浜オリジナル商品の企画・開発に取り組みます。購買事業では、生産資材の原材料高騰による値上げに対し、仕入価格抑制などの施策を継続します。農業経営事業では、高収益作物・省力化作物(メロン・小麦)の新たな作付けと、販売部と連携した販路の開拓に着手します。指導事業〈組織〉では、対話や交流を通じ、組合員と共に歩む組織づくりに取り組む他、ホームページやSNSを活用し、食農教育を推進します。同事業〈相談〉は、令和4年度に組合員コンシェ新たな自己改革実施計画の「三本の柱」は、一の柱「自己改革を実践するための具体的な方針」、二の柱「自己改革の実践に向けた組合員の意思反映」、三の柱「自己改革を支える経営基盤の確立・強化」としています。役職員による徹底した訪問活動などで担い手ニーズを把握する他、組合員との対話を通じて評価を認識し、不断の自己改革の実践に取り組みます。金融機関を取り巻く経営環境は、非常に厳しい状態が続いルジュを10人に増員。組合員とのさらなる関係強化を図ります。経営管理では、創立20周年記念事業として、式典や記念誌の作成、組合員組織および事業部門によるイベントの企画・運営を進めます。ています。JAは、信用・共済事業の大幅な減益が見込まれる中、経済事業の収支改善や支店業務の集約、本店機構改革による人件費の削減に取り組み、持続可能な収益性や将来にわたる健全性の確保に努めます。組合員表彰から13日にかけて、総合支店ごとに組合員説明会を開きました。常勤役員らが、総代会に提出される議案内容を説明。出席者から、貴重な意見が寄せられました。説明会で寄せられた主これに対する回答ます。壇上で表彰を受ける小野さん㊥と同社の大友晃顧問㊧小野総代会に先立ち、6月7日な意見・要望と、は、本誌別冊に掲載してい 営農販売組織相談株式会社小野ファーム代表取締役 小野利和さん戸塚区上倉田町の株式会社ファームは、約6000坪の牧場で肉牛400頭、乳牛50頭ほどを飼育しています。令和3年度に開かれた中央畜産会主催の全国優良畜産経営管理技術発表会では、その内容が高く評価され、最優秀賞(農林水産大臣賞他)を受賞。横浜農業の発展に寄与し、JA横浜の名誉を著しく高めたことから、代表取締役の小野利和さんが表彰されました。事業計画 経営課題の解決に着手自己改革 新たな「三本の柱」第20期(令和4年度)事業計画の主な項目アグリサポート事業の実践・農福連携の活用による担い手の労働力支援農業所得増大に向けた担い手の生産支援・販路先ニーズや買い取りによる作付計画・出荷提案販売力向上対策・新たな販路開拓・出張販売等による販売量の増加販売事業の効率運営・店舗営業体制の見直しによるメルカート・「ハマッ子」 直売所の収支改善組合員と共に歩む組織づくり・支部座談会等での組合員との深度ある対話・イベント等を通じた准組合員とJA・生産者のつな がり強化組合員との関係強化・組合員コンシェルジュを中心とした正組合員との メンバーシップ強化閉会のあいさつをする須田幸雄副組合長30支店で組合員説明会20周年の節目に策定する第7

元のページ  ../index.html#5

このブックを見る