JA横浜 vol.232
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・■は営農技術顧問、 ■は㈲サカタテクノサービスが 対応します・隔週で対応する曜日もあります のでご注意ください・窓口相談は、お休みや相談時間 を変更する場合があります令和4年度営農相談体制メルカート窓口営農相談日(相談時間9〜16時)メルカートき たみなみいそごつおかかながわ田 奈毎 週毎 週毎 週野  菜森東海雄・山田良雄営農経済センター ☎(805)6612月水木金土第1・3・5第1・3・5第2・4毎 週第2・4毎 週花・植木福井英治第1・3第2・4・5第2・3・5第1・4第2・4・5第1・3第1・3・5第1・3・5果  樹北尾一郎畜  産川西隆智市内農家が1年かけて大切に育てている「浜なし」。今シーズンもいよいよ収穫が始まります。夏の味覚をぜひ味わってくださいね。写真8都会のナシ園写真9 フェロモン剤写真10 LED防蛾灯……………技術顧問の担当技術顧問連絡先……………写真12 JA直売所の浜なし4.夏から秋は収穫の季節5.秋から冬はいたわりの季節らす取り組みがされています。写真8は農薬の飛散防止のため、周囲に目が細かいネットを設置した様子です。ほとんどのナシ園はこのような農薬飛散防止対策をしています。組みです。順調に果実が育ってくると、浜なしの主力品種「幸水」は満開後120日ごろ、「豊水」は135日ごろから収穫が始まります。横浜では平年で8月の旧盆直前から「幸水」が出回ります。販売は極早生品種の「香麗(こうれい)」から始まり、「筑水(ちくすい)」「新水」「幸水」「あき写真11 収穫直前の「幸水」あかり」「秀玉(しゅうぎょく)」「豊水」「あきづき」、9月末の「新高(にいたか)」へと続きます。近年は、シンクイムシやハマキムシの雄と雌が出会うことと果実に産卵されることを防ぐフェロモン剤(写真9)や、シンクイムシやヤガ(夜蛾)による被害を防ぐために害虫の活動を抑制する、LED防蛾灯(写真10)を設置するナシ園も増えてきました。これらの技術は、農薬散布回数の削減に向けた取りなお「浜なしⓇ」を販売できるのは、①JA横浜果樹部ナシ班員であること②果樹部主催の栽培講習会に参加していること③出荷前に生産履歴を提出し適正である判定を受けていること―などの条件を満たし、認定書を交付された生産者だけです。忙しい収穫・販売が終わると、人もナシの樹も一息つける時期になりますが、ナシには「お礼肥」を施します。同時に落ち葉を処理するな写真13 収穫後落葉が始まったナシ園ど、翌年に向けて病害虫を減らす作業(耕種的防除)を行います(写真13)。また、春にかけては土壌分析結果に基づいた土壌改良や施肥も行います。

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