JA横浜_Agri横浜Vol.279
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け、「営農ヘルパー」として高齢世帯や農機を所有しない農家に出向いて機械作業支援にあたる小嶋秀雄さん。農機取り扱いのプロともいえる小嶋さんに、作業の安全確保のための日頃の取り組みを聞きました。め、主にどのような心がけをされていますか?ターを揺すって脚回りに異常がないか、ハンマーで叩いてボルトの緩みがないかなどを調べます。「部品は緩みや脱落があるもの」と思って確認することが大事です。取扱説明書も熟読されていますね。はい、それだけでなく、ユーザーが手を入れられる範囲で機械を分解し、構造を理解するようにしています。それによって機械の特性を知ることができます。―圃場に出るときに気を付けていることは?これから作業をするところを歩いて、異常がないか調べます。空き缶やビニールなどの異物がないか、地盤が緩んでいないかなど。以前、刈払機で作業中、湿った法面に足を取られて滑落したことがあります。幸い大事には至りませんでしたが、作業環境を把握することの大切さを思い知らされました。―刈払機は刃が高速で回転するだけに、慎重な扱いが必要ですよね。雑草を根こそぎ刈り取ろうと、地面すれすれまで刃を近づける人がいますが、これでは小石を跳ね飛ばしたり障害物でキックバックが生じたりして危ない。私は地面から2㌢くらい刃を浮かせるようにして作業しています。―機械を知り、圃場の様子を把握して、作業は決して無理をしない。安全確保の原則ですね。ありがとうございました。JAでは農繁期に備えて年2回、「農作業安全講習会」を開いています。農機の正しい操作や管理方法を再確認してもらおうと、機械の取り扱いについて実践形式で講習を行います。新たな就農者を対象とした「Uターン・新規農業後継者講座」「女性農業者講座」でも同様の講習を実施、事故防止の一助としています。一方、横浜市内で2事業所を展開するJA全農かながわ東部農機センターは、農業機械の販売の他、点検・修理などアフターケアにもあたっています。スタッフは預かった機械の状態を丹念に調べ、ユーザーから日頃の使い方などをヒアリング。機械を安心して長く使えるようアドバイスします。寄せられる機械の中には使用後の洗浄が全く行われず、草が付着したままのものも。「日常の管理を怠ると金属疲労やさびなどを引き起こし、機械の劣化も早まる。思わぬ事故にもつながりかねない」と、佐久間勝徳所長は注意を呼びかけています。ベテラン農家の安全対策事故防止に農家と伴走緑区北八朔町 小嶋秀雄さん造園業の傍らJAからの委託を受****―9                ―小嶋さんは機械を安全に使うた基本は日常の点検ですね。トラク(例)30分ごとに連絡40分以上連絡がなければ現場確認作業内容や作業場所を共有 など(例)ファン付きウェア冷却ベストネッククーラー遮熱ヘルメット など農作業安全講習会では自ら機械を手に取り、正しい操作を再確認刈払機を点検する小嶋さん。「ボルトの緩みや回転刃の欠けは思わぬ事故につながりかねない」と日常の管理に余念がない・「まだ大丈夫」「もう少し…」は厳禁熱中症による死亡事故が急増!一人で作業するときは家族や仲間とルールを決めておこう熱中症対策アイテムを活用しよう 農作業中の熱中症による死亡者はここ数年で大幅に増加。令和6年は59人が命を落としました。「酷暑日」という新しい言葉も生まれ、今年の夏も厳しい暑さが予想されています。農作業中の熱中症防止ポイント・作業開始前からこまめな水分補給・1時間おきに10〜15分の休憩・服装は綿や麻などの天然素材、メッシュ 素材の通気性の良いものを選ぶ・単独作業はできるだけ避ける

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