令和6年に発生した死亡事故のうち、54・4%が農業機械作業に係るものでした(7ページグラフ3)。事故の経過はさまざまですが、その多くは基本的な操作手順を守っていれば防げていたもの。このページでは実際にあった事故を通じ、防止策を考えます。検証 あの時、こうしていたら…!!!!!!8 実例から学ぶ事故防止策!「ほんのちょっとの間だから」と、ゴーグルをせず● 取扱説明書を一読● 定期的な点検と始業点検● 使用後も整備・点検(清掃やボルトの締め直しなど)● 点検はエンジンを切ってから● 作業前、圃場を確認(傾斜や異物など)● ふさわしい服装と防護具だい たいけい ついろっ こつか たいほ じょう身を守るにはヘルメットをかぶる※1)耕運爪の回転力によって機械が急に前方へ飛び出すように暴走する現象 ※2)回転中の刃が石や地面など硬い障害物に当たった反動で機械本体や刃が跳ね返される現象このページの記事情報は、農林水産省ホームページ「農作業安全研修資料」「農作業安全啓発資料」から一部引用刃に詰まったつるを取り出そうと身を乗り出した時、右手がスロットルレバーに触れて回転刃が全開。指を切り裂く。作業を終えて圃場を出ようとした際、カーブでブレーキをかけたらトラクターが急回転。崖から転落して機械の下敷きに。ブレーキの連結ロックがされていなかった。雨で濡れた狭い坂道を上る途中、タイヤが路肩から外れトラクターが転落。頸椎と肋骨を骨折。に草刈りを開始。3分後、何かが目に飛び込んだ。眼科で取り出してもらったのは、チップソーのチップだった。硬い土を耕運中、突然ダッシング(※1)して暴走。止めようと踏ん張ったが足が滑り、ロータリーの刃が下腿部を貫通。バック時、後ろの石につまずいて転倒。車軸耕運機のロータリーが両脚大腿部に突き刺さり、ドクターヘリで搬送。耕運機・管理機編ダッシングで暴走足がつまずいてこんなスタイルは危険!トラクター編ブレーキで急回転坂道で転落刈払機編回転刃が全開にチップが目に硬い土、石などはダッシングやキックバック(※2)の原因に。高速回転や一気の深起こしは厳禁!耕運機のバックでは、必ず振り返って後方を確認する!「農機」を「凶器」にしないために!危険から身を守るポイント身を守るには・フェイスガードまたは ゴーグルを着ける・首にタオルを掛けない・肌を露出しない・すね当てを着けるブレーキの連結ロックは、耕起終了後、昇降路の手前で確実に!不鮮明な路肩など、危険箇所を事前に確認。トラクター乗車時はヘルメットとシートベルトを装着し、安全フレームを立てる!詰まりを取り除く時や機械を置く時はエンジンを停止!短時間でもゴーグルやフェイスガードを装着。すね当てや飛散防止カバーも忘れずに!特集・農作業事故から命を守る
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