JA横浜_Agri横浜Vol.279
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旬彩人然の美しさを描き、見る人に感動を与える風景画。服部彰仁さんは、山や海、街並みを題材に風景が持つ表情を画用紙に表現している。部さんは、幼い頃から木々や昆虫を描くことが大好きで、自宅の壁やノートの片隅によく落書きをしていた。小学校2年生の誕生日に、母から絵の具と画用紙をプレゼントしてもらったことは、忘れられない思い出の一つ。「父は厳しかった一方で、母はいつも味方でいてくれた」と振り返る。働き、35歳の時には、知人の紹介でニュージーランドの小学校で日本の言語や文化を教えるようになった。1年半の滞在で美しい大自然に魅了され、絵を描くことへの思いが再燃した。講師をする傍ら絵画の基礎を学んだ。使う画材はアクリル絵の具。油絵のようなタッチから水を加えて水彩画のような表現までできるのが特徴だ。ときもあれば何日かけても出合えないときもある。景色を見て心が「ドキッ」と動くかどうかが決め手だ。鉛筆の下書き、グレースケールでの陰影透明感のある色を重ね合わせて自先祖代々の農家に生まれ育った服大学卒業後は塾で英語講師として帰国後は美大受験予備校で学科絵にしたい場所は、すぐに出合える付け、色を重ねる工程を繰り返し、現地や原画と比較をしながら、はがきサイズから大きな画用紙へと書き進めていく。創作にのめり込む中、公募展の存在を知り、平成20年からNPO法人横浜美術友の会が主催する「ヨコハマ日曜画家展」への出展を始めた。これまでに9回入賞し、令和5年には最上位となる「ヨコハマ日曜画家展賞」を受賞した。作品名は「初夏の昼下がり・藤沢近郊」。横浜市泉区の公園を題材に、光の入り方や葉の奥行きなどを確かめながら色合いや構図を調整。大きいサイズの作品に仕上げるまで数年をかけた。「この場所は絶対に絵にしたいと思っていたので、妥協はしたくなかった」と話す。現在は、同展や地域のグループ展に出展する他、病院や弁護士事務所などのお世話になった人に作品を寄贈し、風景画の魅力を伝えている。「絵を描く・見る楽しさを多くの人に知ってもらいたい」。これからも日常の風景を描き、感動を届けていく。Profile6母と二人暮らし。60年住んだ南区から港南区に引っ越し、10年目。JA資産保全部港南支部長やJA港南支店南永田支部長を務める。風景画の他、料理や映画「スター・ウォーズ」が好きで、趣味の時間を楽しんでいる。段ボールの素材で映画「スター・ウォーズ」の宇宙船を表現した模型を自作服部 彰仁さん(70)港南区丸山台繊細なタッチで日常を表現一枚の絵に込めるこだわり

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