試験栽培で順調な成果部会員の一人、保土ケ谷区峰沢町の藤巻芳明さんは今回、300粒を試験栽培して既存の主力品種と同条件で管理。「波ひかり701」に関しては病害虫の被害もほとんどなく、大玉傾向で収穫は3月下旬から始まりました。気温上昇に伴う生育状況も問題なく、来シーズンも継続して生産する予定です。原康明営農技術顧問は「来シーズンも各生産者に協力してもらい、試験栽培を継続する予定。地域に適した品種の選択肢として定着させたい。秋作に向けては、定植期の猛暑対策も同時進行で進めている」と横浜産キャベツの生産維持に余念がありません。3 市内で栽培されるキャベツに、近年の異常気象の影響が広がっています。特に春作は定植後の降雨量減少により、従来の主力品種で結球不良や生育のばらつきなどが課題に。JAは対策として新品種「波ひかり701」の導入を提案。生産者12戸の協力を得て、今シーズンから試験栽培をしています。市内では、ここ数年の気候変動によりキャベツの病害虫被害が増加傾向。JA共販キャベツ部会77戸が手がける「横浜キャベツ」の出荷量にも影響が出始めています。JAは県内の優良事例を参考にして、有効な薬剤を見極める耐性検定や新たな品種の選定に向けて取り組んできました。今回提案した「波ひかり701」は少雨傾向の気象条件下でも安定した生育が期待され、環境変化に対応できる品種として注目されています。また、春キャベツ特有の葉のやわらかさがあり、生食にも適していることが特徴。従来品種と同様の管理で栽培ができることから、導入のハードルが低い点も評価が高い理由です。藤巻さん㊨と「波ひかり701」の生育状況を共有する原営農技術顧問㊥と北村一樹営農インストラクター大玉に育ったキャベツを収穫する藤巻さんAgri News新品種導入で課題解決横浜産春キャベツ安定生産へ
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