JA横浜 vol.231
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濃厚な甘み・ 魅力いっぱい うまみアップ!うまみに感動干し野菜 時短で調理 長期保存に便利ギュッ 干し野菜は日本人にとっておなじみの食材ですが、その魅力を見直してみましょう。 干すことで水分が抜け、うまみや甘みが凝縮します。独特の歯ごたえも生まれて、噛めば噛むほど口の中にうまみが広がります。 栄養価アップ! カルシウムや鉄分などの栄養が凝縮します。きのこ類のビタミンDなど、干すことで増える栄養素もあります。 水分が少ないので火の通りが早く、手早く調理できます。うまみが増しているので、調味料も少量で済みます。 野菜の種類や干し方にもよりますが、最大で3カ月ほど保存が可能です。食べきれないほど野菜があるときは干し野菜にすると便利。瓶などで場所を取らず保存できます。魅力 ❶魅力 ❷魅力 ❸魅力 ❹干し野菜を作ってみよう 干し野菜とは、野菜を切って天日干し、または陰干ししたもの。「干す」というひと手間を加えた野菜は、うまみや甘みが凝縮され、おいしさがグンとアップします。残ってしまった野菜も無駄なく使えて、栄養価も増すなど、生の野菜とは違った魅力が生まれます。皆さんもご家庭で作ってみませんか。Q.干し野菜に向いている野菜は? A.ダイコン、ニンジン、ゴボウなどの根菜が定番。スプラウトや三つ葉など細いものは不向きです。へたを取って、皮付きのまま横半分に切り、種を取り除く。皮を下にして、半日〜2日程度干す。全体的にしわが寄り、クタッとなったら取り込む。お薦め料理 甘みが濃くなりおいしさ抜群の干しトマトですが、水分が多く糖度が高いため傷みやすい難点も。干し足りないときは、110度のオーブンでカラカラになるまで干し上げるのがベスト!ニンニクやハーブの風味を加えたオイルマリネは、バゲットやサラダに。特集特集干す時間、完成の目安作り方下処理サラダ、マリネ、スープ、揚げ物、炒め物、煮物などオーブンで追加干しをうまみや栄養価が    と濃縮トマト

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