JA横浜 vol.231
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野菜の生育状況を見極めて、雨の合間で計画的に作業をしましょう通路通路㊧ナスの追肥例通路部分に追肥する。㊨カボチャの追肥例ツルの先端部分に追肥する。……………技術顧問の担当技術顧問連絡先……………1回目2回目3回目3回目以降は1周するように鶏ふんをまいていく根から養分が吸収できない追肥追肥追肥・■は営農技術顧問、 ■は㈲サカタテクノサービスが 対応します・隔週で対応する曜日もあります のでご注意ください・窓口相談は、お休みや相談時間 を変更する場合があります令和4年度営農相談体制メルカート窓口営農相談日(相談時間9〜16時)メルカートき たみなみいそごつおかかながわ田 奈毎 週毎 週毎 週野  菜森東海雄・山田良雄営農経済センター ☎(805)6612月水木金土第1・3・5第1・3・5第2・4毎 週第2・4毎 週花・植木福井英治第1・3第2・4・5第2・3・5第1・4第2・4・5第1・3第1・3・5第1・3・5果  樹北尾一郎畜  産川西隆智4.肥料の葉面散布 植物は、根と同様葉から養分を吸収できることを利用した追肥の方法。光合成をする葉に直接養分を施用するため、効果が極早く現れる。 生育が弱っているときの葉面散布は、人間の点果が期待できる。米ぬかや魚かす等を追肥に使う場合、ガスや害虫の被害を受けやすくなることがあるため、施用後速やかに土とよく混ぜる。【追肥する位置】 追肥する頃には、作物の根が通路部分にまで伸びてきているため、通路部分に施用する。できれば、施用後に土と混和することが望ましい。敷きわら等で混和しにくい場合は、潅水するか、降雨を待つ。カボチャ等、ツルを地表面に伸ばして管理する場合は、ツルの先端部分に追肥する。〈注〉土と混和(中耕)する場合、定植後1カ月程度後では深く耕うんすると根を切る危険性が高いため、浅く耕うんする。5.排水や乾燥対策主な排水対策 ①高畝栽培、②畑の周囲に排水溝を掘る、③3〜5年おきに深耕、④牛ふん堆肥等粗大有機物を施用する主な乾燥対策 ①刈り取った草や、わらを株の周りや通路に敷く、②浅く中耕する(土壌のすき間・毛細管を切る)滴と同じように即効的効果がある。長雨や強風等の障害を受けた場合、根の活力が弱っていることが多く、根から養分を吸収しにくい場合に有効な方法。【注意点】 ①希釈濃度を守る(濃いと肥料焼けを起こす)、②日中散布は控える(急激な乾燥等で肥料焼けしやすい)。

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