JA横浜_Agri横浜Vol.266
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土第1・2・3・5第4第2・4・5第1・3月水木金ふゆうてきぼうてきりゅうふじみのり㊨摘蕾後(葉を取っています)㊧摘粒前㊧摘蕾前……………令和7年度営農相談体制メルカート窓口営農相談日(相談時間9〜16時)でいる粒や小さい粒を取り除いて、数を調整します。大粒の巨峰や藤稔などでは、30〜40粒程度にしてください(摘粒)。1カ所に3個つく果実を1個にします。仕上げとして1果【枝の誘引】 キウイフルーツの枝は太くて硬いので、無理に誘引すると折れてしまいます。軽く誘引してしばらくしてから、もう一度誘引し直すと良いでしょう。摘果(6月) キウイフルーツは結果後の落果が少ない方なので、着果が多くなる傾向にあります。そのままにしておくと小さくて品質が劣る果実になってしまうため、摘果は重要な作業です。まず、前述の摘蕾を行っていない場合はに葉5〜6枚ほどを目安に間引きましょう。 カキの1本の新梢には2〜5個程度の花がつきます。全てが開花すると養分の無駄遣いになりますので、1枝に1、2個を咲かせるように間引きます(摘蕾)。 カキは一般的にそのままでも受粉しますが、「富有」など品種により雌花しか咲かないものもありますし、実つきを良くするために人工授粉をすると良いでしょう。方法は簡単で、雄花を取って雌花にくっつけるだけですが、雄花の咲かない品種の場合は、雄花をつける他品種を混植しておくと良いでしょう。摘果(7月) カキは7月上旬までに1新梢当たり1果になるようにします。前述の摘蕾を行った場合は省略できます。その後、8月上旬までを目安に果実1個に対して葉20枚程度を目安に摘果すると良いでしょう。 おいしい果実をならせるためには、つるをうまく誘導し、どの葉にもたっぷり日が当たるようにすることが大切です。つるが伸びるのは4月末から9月初めまで続き、この時期は作業を続けてください。棚やフェンスへ枝同士が重なったりしないように誘引し、巻きひげを切ってください。その際、芽を傷めないように留める位置に注意しましょう。【房づくり】 種無しにするためには「ジベレリン処理」が必要になりますが、その前の花が咲き始めたころに房の先端1㎝ほどを切り落とし、枝に近い方の根元の花穂を取り除いて元の3分の1ほどの長さに整えます。【ジベレリン処理】 一般的には2回行います。時期は品種によって若干異なりますが、「巨峰」や「藤稔」では花が満開のころと、その10日〜2週間後に行います。1回目は種を無くし、2回目は実を大きくする効果があります。房づくりをした房を、コップに入れた適当な濃度のジベレリン液に浸すだけですが、品種によって回数や時期、濃度が異なるため注意しましょう。摘房、摘粒(6月) 小さな粒ができてきて、ブドウらしくなってきます。たくさんついた房はもったいないと思うかもしれませんが、1枝に1房程度になるよう数を調整します。病虫害のない、生長の良いものを残しましょう(摘房)。 また、そのままの房では果粒の数が多すぎると思います。果粒がアズキほどの大きさのころに、内側に引っ込ん上の部分の粒は切除㊨摘粒後3〜4㎝程度の先端を残す○カキ摘蕾、人工授粉(5月)○ブドウ枝の誘引、房づくり、ジベレリン処理(5〜6月)・■は営農技術顧問、 ■は㈲サカタテクノサービスが 対応します・隔週で対応する曜日もあります のでご注意ください・窓口相談は、お休みや相談時間 を変更する場合があります野  菜山田良雄花・植木営農経済センター ☎(805)6612第1・3・5第1・3・5毎 週第2・4第2・4毎 週メルカートき たみなみいそごつおかかながわ毎 週毎 週毎 週田 奈技術顧問の担当技術顧問連絡先……………福井英治果  樹毎 週第1・3・5第3第1・5北尾一郎・青木隆

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