JA横浜 vol.230
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  」  右左上左下   長屋門と主屋を望む(栄区鍛冶   ケ谷)   鯉のぼり(都筑区大棚西)   もった道(青葉区恩田町)本郷ふじやま公園の高台から都筑民家園(旧長沢家住宅)の雑木林に潜り込む、落ち葉が積郷愁誘う野山の眺めかやぶ 秋の絶景なら、11月下旬の山下公園前のイチョウ並木、12月上旬になれば、港北ニュータウン地区がお勧め。都筑中央公園から延々と続く緑道では、モミジのトンネルが晩秋を彩ります。 半世紀前ごろまでは、市内にも点在した茅葺き屋根。一部は各地の公園に移築され、周囲の景観と一体となって整備されています。5月の節句には、庭に鯉のぼりがなびく古民家もあります。子どもから大人まで、心躍らせる光景です。 泉区の飯田地区は、境川を隔てて藤沢市と隣接。流域には水田が連なります。同区下飯田町の美濃口淳一さんは「小麦粉の値上げが相次ぐ中、米は上がっていない。こうした時こそ、横浜の米をもっと食べて欲しい」と話します。稲わらが水田に干される10月下旬。秋らしい匂いに癒されます。昨年までの品種は「さとじまん」。今年からは消費者からの需要がより高い「はるみ」に変更。水田の奥には長屋門も見られ、民家がゆったりと続きます。前を流れる小川の水は澄み、「飛ぶ宝石カワセミの姿も見られました。 青葉区恩田町では里山の景観が今も健在です。軽トラックがやっと通れるような未舗装の道も。頭上をコナラが覆う坂道の先は、町田市。弧を描いた道端では野菜を収穫する農家の姿がありました。 かつて、近所同士が協力して茅の屋根を葺き替えたり、道が傷めば砂利を敷いたり―。モノクロ写真で見た当時の暮らしと重なり、郷愁を誘います。といわれるコンバインでの稲刈り後、水田一面に干された稲わら(泉区下飯田町)

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