JA横浜 vol.230
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●植え付け技術顧問とみお森 東海雄11月12月収穫*早掘りでは暖地で早生品種をマルチ栽培する。6月7月2月1月茎が水平になるよう、4〜5節以上地中に埋める。株間30cm、深さ5cmぐらい4月5月●普通栽培早掘り栽培8月9月10月茎の先端を垂直に挿し込み、その先を水平に3節以上地中に埋める。株間は狭く20cmぐらいに。子苗密植や、マルチ栽培のときはこの方法で畝全面にポリフィルムを覆い、植えつけるところだけ切れ目をつくり、苗を斜めに挿す。黒色マルチなら除草の手数が省ける5月に入ると晩霜の心配もなくなり、良い気候になります。多くの春夏野菜が生育する時期で、サツマイモの植え付け時期でもあります。サツマイモは食物繊維やビタミン類が豊富で、人気のある品目の一つです。最近では品種が多彩になり、用途の幅も広がりました。原産地は中央アメリカで、猛暑によく耐え強健であり、栽培が容易で多収です。しかし、基本を怠ると思わぬ失敗をすることになるので要注意です。土や緑とふれあう暮らし平均気温が15℃以上になり、ちょうど麦の穂が出て、ボタンやフジの花が咲く5月中旬〜6月中旬が適期です。苗の長さが20〜30㎝で、7葉のものを基準とします。20〜30㎝の株間で、斜め挿しで3節以上を土中に挿し込みます(図参照)。水平挿し1.栽培カレンダー3月2.多彩な品種〇ねっとり系 紅はるか、シルクスイート〇オレンジ系 ハロウィンスイート、安納いも〇ほくほく系 紅あずま3.植え付け時期4.植え付け方法●改良水平挿し斜め挿し緑の情報箱サツマイモの栽培ポイント

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