Agri横浜 vol.218
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ひなイラスト 若林南海孵卵日数家畜のライフサイクルを知り、食材への感謝の気持ちを大切にしましょう。令和3年度営農相談体制メルカート窓口営農相談日(相談時間9〜16時)メルカートき たみなみいそごつおかかながわ田 奈毎 週毎 週毎 週花・植木福井英治第2・3・5第1・4第2・4・5第1・3第1・3第2・4・5第1・3・5第1・3・5果  樹北尾一郎畜  産・■は営農技術顧問、 ■は㈲サカタテクノサービスが 対応します・隔週で対応する曜日もあります のでご注意ください・窓口相談は、お休みや相談時間 を変更する場合があります*メルカート定休日の設定に伴い、 火曜日の相談日は水曜日に変更 になりました……………技術顧問の担当技術顧問連絡先……………野  菜営農経済センター ☎(805)6612森東海雄・山田良雄月水木土金第1・3・5第1・3・5第2・4毎 週第2・4毎 週川西隆智雄子豚はこの時期に去勢されます。大きくなった子豚は1か月齢時に離乳し、肥育に仕向けられます(生後1か月齢時、体重7㎏)。肥育仕向けされた子豚は6〜7か月齢で105〜110㎏程度に仕上げられます。この間の■は配合飼料が主体で約3〜3.5㎏与えると体重が1㎏増えるようです。鶏の卵は21日間の孵卵期間を経て雛がかえります。このうち種鶏の雛は約180日間の育成期間を経て約10カ月間産卵します。(うち受精卵である種卵の採取は約280日間) 食肉用に仕向けられるコマーシャル鶏の雛のうち、小型で仕上げられるものは約7週間飼養され、体重が約2.3㎏で出荷されます。大型で仕上げられるものは約8週間飼われ、体重が約鶏のライフサイクル肉用鶏はほとんどが交雑種で、純粋種で飼われているのは一部に限られます。鶏の交雑種の利用は豚以上に進んでおり、肉用鶏の若鶏(ブロイラー)は100%が交雑種です。その組み合わせが行われる系統は銘柄によって異なりますが、全て白色コーニッシュ種と白色ロック種の交雑によるものです。2.7㎏で出荷されます。また、フライドチキン用として40日間前後で出荷されています。これらには出荷されるまでの間、主に2.2〜2.3㎏の■で体重が1㎏増えます。牛は生まれたばかりの雌子牛が最初の子どもを産むまで2年以上かかりますが、豚は1年で母豚になります。さらに1度に10頭もの子豚を生みます。鶏は6か月齢前後から卵を産み始め、生後1年間に150個くらいの卵を産みます。肉用家畜の比較食肉を提供する牛、豚、鶏は成長や繁殖能力などの生理的特性が異なります。牛は豚や鶏に比べ成長や性成熟が遅い動物です。繁殖に供用できる月齢は鶏が6か月齢、豚は8か月齢、牛は15〜16か月齢かかります。妊娠期間も牛は285日ですが豚は114日、鶏は卵から雛になる孵卵期間が21日と短いです。

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