JA横浜_Agri横浜Vol.264
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土第1・2・3・5第4第2・4・5第1・3月水木金20%程度のピートモスを混ぜて埋め戻します。ピートモ「pH無調整」品を使いましょう。*この違いは、ラビットアイ系の方が樹勢が強く、大きく なりやすいからです。日本のような雨が多い土地では土壌は酸性に傾きやすいので、それを改善するため畑には石灰などを施すのが一般的です。特に露地野菜などを栽培していた畑ではpHが高い可能性があります。植穴の土を掘り上げて、その土壌と等量か最低でもスは土壌を酸性に変えたい時や、保水性を高めたい時に使います。カラカラに乾燥していますので、使用前に吸水させて元の体積に戻しておきます。また、市販のピートモスには酸度を調整したものがありますので、 株間2.0〜3.0m、列間2.5〜3.6m・ハイブッシュ系(300〜500本/10a) 株間1.0〜1.5m、列間2.0m普通の落葉果樹と同じように落葉期ですが、横浜では11月ごろの秋植えか、3月ごろの春植えが一般的です。秋植えの場合は植え付け後の土壌の乾燥に注意しましょう。植え付け後の活着を良くするため、十分な潅水を行い、支柱で固定してください。また、乾燥を防ぐために株を防ぐ効果がありますが、コガネムシの幼虫などが発生することがありますので気を付けてください。なお、植え付けから3年間は果実をならせると株が大きくなりませんので、苗木の先端付近に丸く膨らんだ花芽がある場合は、その下の葉芽まで切り戻しましょう。新植1年目は新芽の伸び具合を見ながら化成肥料で追肥します。2年目からは冬には元肥として有機物を含んだ配合肥料などを施し、春からは化成肥料で追肥します。化成肥料は、ブルーベリーが好むアンモニア態窒素で、土壌を酸性にする「硫安」を中心に使いましょう。ただし、ブルーベリーは浅根性ですので、一度に大量に施すと根焼け(濃度障害)を起こしますので注意してください。また、雨が少ない夏には乾燥の影響を強く受けますので、株周辺に敷きわらをしたり、潅水を適宜行ってください。病害虫は比較的少ないですが、主に葉を食害するハマキムシ類やケムシ類、ミノムシ類や果実に寄生するオウトウショウジョウバエなどがあります。ブルーベリーにはモスピラン顆粒水溶剤、ディアナWDG、エクシレルSE、アディオンフロアブルなどの登録がありますので、対象害虫を確かめて適切に防除しましょう。元にわらなどでマルチングします。木材チップを厚く敷き詰めると乾燥防止と夏季の地温上昇3.植え付けのための土作り4.植え付け間隔・ラビットアイ系(90〜200本/10a)5.植え付けの時期6.植え付け図7.肥料のやり方と水やり8.病害虫などの防除生食だけでなく、加工用としても人気のブルーベリー。栽培のポイントを確認し、上手に育てましょう。支柱苗木↑直径60㎝程度乾燥防止のマルチ深さ30〜40㎝土+ピートモス(土の体積の 20%以上)・■は営農技術顧問、 ■は㈲サカタテクノサービスが 対応します・隔週で対応する曜日もあります のでご注意ください・窓口相談は、お休みや相談時間 を変更する場合があります花・植木福井英治毎 週第1・3・5第3第1・5果  樹北尾一郎・青木隆野  菜森東海雄・山田良雄営農経済センター ☎(805)6612第1・3・5第1・3・5毎 週第2・4第2・4毎 週メルカートき たみなみいそごつおかかながわ毎 週毎 週毎 週田 奈技術顧問の担当技術顧問連絡先…………………………令和6年度営農相談体制メルカート窓口営農相談日(相談時間9〜16時)

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