JA横浜_Agri横浜VOL.252
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・■は営農技術顧問、 ■は㈲サカタテクノサービスが 対応します・隔週で対応する曜日もあります のでご注意ください・窓口相談は、お休みや相談時間 を変更する場合があります令和5年度営農相談体制メルカート窓口営農相談日(相談時間9〜16時)メルカートき たみなみいそごつおかかながわ田 奈毎 週毎 週毎 週野  菜森東海雄・山田良雄営農経済センター ☎(805)6612月水木金土第1・3・5第1・3・5第2・4毎 週第2・4毎 週花・植木福井英治第1・3第2・4・5第2・3・5第1・4第2・4・5第1・3第1・3・5第1・3・5果  樹北尾一郎・青木隆剪定していない本来の樹形大きく生長してからの剪定により樹形が乱れている。切り口から腐朽菌が入りやすくなる……………技術顧問の担当技術顧問連絡先……………病気による老朽化が進み伐採されたサクラの切り株伐採により年々本数が減っているサクラ並木美しいサクラを守り、長く楽しむためには正しい管理方法を学ぶだけでなく、環境への配慮も大切です。〇剪定と腐朽菌〇街路樹でのサクラ昔からサクラを剪定した後は切り口が腐りやすくなるので「サクラ切るバカ」といわれています。枝を切る場合は指くらいの太さまでにとどめるべきで、腕くらいの太さになると樹形が乱れたり腐朽菌(ベッコウタケやコフキタケなどキノコ類)が入り枯れたりするリスクが高くなります。ベッコウタケ(キノコの仲間)街路樹は道路工事などで根が切断されやすく、大型車の踏圧や振動などの影響で通行に大きな支障が出ると枝が切断され腐朽菌の害を受けやすくなります。このため、衰弱した木を伐採しなければならないケースが増えています。地球温暖化や都市部のヒートアイランド現象などによりソメイヨシノの開花は早くなっていますが、これらの人為的な環境変化が今後のソメイヨシノの寿命に良い影響を与えるとは考えにくい状況です。

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