JA横浜 Agri横浜Vol.240
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ちょう左い7棟全棟に広げ悩みが解消した。芸店が3割、残り3割がJA直売所や都内の市場「FAJ」。市場で市内生産者と会えば、売れ行きなどを聞き翌年に試すことも。ラを例にとれば、グリーンピアや園芸店へは幅広く、市場出荷は一般的なもの。JA直売所は自分で値をつけられる高級品種が中心。しかし、花好きならその良心価格が一目瞭然。生産者も消費者も納得する価格だ。が高い傾向がある。例えばマーガレット「ストロベリーホイップ」は花が咲くにつれ赤、ピンク、白と変化。プリムラ・マラコイデス「ライムグリーンフサコ」は同類では世界初の浅緑色の花を咲かせる。これらは、出荷仲間で選んできた。技術で育てる港北区の3戸の生産者を、県農業技術センターの案内で訪問。「作り物のように均一でまさに〝神〟レベルだった。1から10まで教えてくれたので今がある」と振り返る。土の出荷先はグリーンピアが4割、園出荷先の価格帯はパンジー・ビオグリーンピアは新しい品種の需要就農間もない頃、シクラメンを高い配合、時期別の管理・施肥・病害虫予防まで手厚い指導で、基礎を学べた。一昨年は葉色が黄変する萎凋病が過去最悪で、落胆した。翌年は防除を徹底したが、原因は特定できず。行きついたのは苗の時点から問題があったという推測だった。就農同期の部員2人は品評会でトップを走る。これより少し前に就農した1人もまたしかり。「自分も負けたくない」という気持ちが実を結んだのは昨年12月。横浜市役所で開かれた横浜花き展覧会で、平本さんが出品したシクラメンがトップの県知事賞に。「正直びっくり。優秀賞にどうにか届きたいとは思っていた。しかし、正解が分からないのが『葉組み』」と話す。球根の中心に日光を当て、花芽を健康に育てる大切な作業で、花芽を中心に葉を外側へ広げて鉢を包むように仕立てる技。「上位入賞する生産者間でも個性があり、昨年はなぜ自分が良くできたのか分からない。改善した施肥が良かったのか、苗作りなのか」。昨年から苗の多くは業者から求めず、12月上旬に種をまく自家育成に転換。11月下旬からの出荷を目指し、気の抜けないシーズンが始まっている。壁多きシクラメン栽培右上右下親子でワスレナグサの出荷準備をする遮光を経て、1月下旬、発芽した草丈わずか2センチほどのシクラメン12月、シクラメン出荷を前に株姿を再確認

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