きめ「栽培品種は粒の大きさ、人気、甘味の点から「紅ほっぺ」「章あ姫ひ」「おいＣベリー」「よつぼし」の４品種。これによりシーズンを通じて収量の平準化が図れ、２品種以上の食べ比べを提供できる。来園者は市内全域から訪れるが、コロナ禍で高齢者や団体（子ども会・町内会）はほぼゼロに。来園者は3割減ったが、20代の女性や子育て世代は多い。昨シーズンは目標値に達したが、コロナ禍の影響は依然として大きい。１月中旬から５月中旬まで続く予約制のもぎ取り。例年、土・日・祝日の営業で、平日は出荷に専念したが、２月中旬からは平日も対応。来園者の集中回避を図る。出荷先は、横浜市中央卸売市場とＪＡ横浜の一括販売、３～４店舗のケーキ店。今季からは横浜市のふるさと納税返礼品にも選ばれた。横浜赤レンガ倉庫で毎年２月に開催（昨年は中止）の「ヨコハマストロベリーフェスティバル」には仲間たちと出店。完熟イチゴを持ち込むと「横浜のイチゴだ」と注目された。さらに昨年、大手旅行サイトで、人気のイチゴ狩り施設として受賞し、栽培にも力が入る。「株の健康状態に目を光らせ、早期の対処を徹底するが、異常気象で毎年が試練。販売手法を改善しつつ、良い苗作りを極めたい。課題は繁忙期の労働力確保」と話す。多彩な販路で需要に対応ヘタが反ったピカピカの完熟イチゴを収穫Farmer Photo
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