Agri横浜 vol.204
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月一度の集まりが強いチーム力に求められる新たな 物 *1生・えび・そば・かに)を表示*2い原材料の原産地名を表示アレルゲン(卵・乳・小麦・落花全体に占める割合が最も多 農産加工品を販売するには、加工施設を設置し保健所へ届け出るなど手続きが必要です。販売するための表示方法についても決められたルールがあります。以前は食品衛生法とJAS法、健康増進法それぞれで定められていましたが、それらを統合し食品表示に関する包括的な制度を創設するため、平成27年に食品表示法が施行。経過措置期間を経て今年4月から原則、全ての農産加工品は栄養成分や、アレルギー反応を引き起こすアレルゲンを表示するなど、ルールが変わります。 JAでは専門事業者への栄養成分分析の相談を承っています。詳しくは「ハマッ子」直売所または店舗事業推進課までお問合せください。◆なぜ表示が必要なのか 以前は目的が異なる3法でルールが定められていましたが、目的が統一されたことで整合性がとれるようになりました。まず確保するのは消費者が食品を食べる際の安全性。さらに、消費者が食品を選ぶ時に、健康で栄養バランスの良い食生活の重要性を意識することで、適切な食生活を送るようになることが期待されています。は、結成8年目。「ハマッ子」直売所メルカートかながわ店オープンの際に、菅田町の鈴木キヌ江さんと羽沢町の平本タキ子さんが発起し、メンバーを募集。「キャベツ農家の母」が集まり、加工所を設置してすぐに、キャベツがおいしく食べられるようにと、ドレッシング(タマネギ・ごま)と浜なしを使った焼肉のたれを作り始めました。用にメンバーが栽培。浜なしは果樹を栽培する鈴木さんのところで、規格外の実を使っています。月1回、瓶100本ほどを作り、「ハマッ子」直売所5店舗で販売しています。だけでなく、多品目の野菜を生産するように。結成当時よりも農作業が忙しくなっていますが、出荷準備がある午前中を避けて午後に集まるなど、限られた時間の中で加工品作りに励んでいます。「みんなで集まると、農作業の状況や、家のことなど、いろいろな会話が始まる。それが楽しいから、忙しくても続けてこられた」と皆さん。良いチームワークを築いていました。JAでの説明会後、すぐに栄養成分分析を県内の業者に依頼。保存期間も実証しました。鈴木さんは「家庭で食べる加工品のおいしさに加え、商品として作る場合は、原料ごとに保存に適した分量にする」と、商品価値を考えて作っています。それぞれが講習会に積極的に参加し、新しい加工品のアイデアをメンバー同士で話し合っています。原料に使うタマネギは、加工現在は、各農家ともキャベツ食品表示については、昨年の加工倶楽部かながわ食品表示のルール  農家が作る加工品◆食品表示法による主な変更点・加工食品と生鮮食品の区分の統一・原材料名表示等の変更・アレルギー表示の改善・栄養成分表示の義務化・原料原産地表示の変更 など加工品◆原材料表示に必要な項目①名称②原材料名*1④原料原産地名*2量⑥期限表示⑦保存方法⑧原産国名⑨食品関連事業者の氏名と住所⑩製造者等の氏名と製造所等の所在地◆新たに必要となる栄養成分表示食品単位当たりの栄養成分(熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量)の量③添加⑤内容神奈川区の女性農家6人から成る「加工倶楽部かながわ」JAS法・原材料名・内容量・原料原産地名など食品衛生法・名称・期限表示・製造者・保存方法など健康増進法・アレルギー・添加物など栄養成分の量および熱量など新しい食品表示法・名称・原材料名・アレルギー・添加物・原料原産地名・内容量・期限表示・保存方法・食品関連事業者・製造所・栄養成分の量 および熱量 など名称クッキー原材料名小麦粉(国内製造)、バター、粉糖、卵、塩、(一部に小麦・乳成分・卵含む)表示の一例月に一度集まると活発な意見交換の場に栄養成分表示(100gあたり)・エネルギー ○○ kcal・たんぱく質 ○○g・脂質    ○○g・炭水化物  ○○g・食塩相当量 ○○gこれ以外の栄養成分は任意で表示◇食品表示制度の概要これまでの食品表示法

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