Agri横浜 vol.204
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葉脈がくっきり均等茎がしっかり太い軸が丸い収穫・調製風景と荷姿こま  つな・■は営農技術顧問、 ■は㈲サカタテクノサービスが 対応します・隔週で対応する曜日もあります のでご注意ください・窓口相談は、お休みや相談時間 を変更する場合があります技術顧問による巡回指導技術顧問連絡先平成31年度相談体制メルカート窓口相談日(相談時間9~16時)メルカートき たみなみいそごつおかかながわ田 奈毎 週毎 週毎 週月火木金土第1・3・5週第1・3・5週第2・4週第2・4週毎 週野  菜営農経済センター ☎(805)6612森東海雄・山田良雄畜  産川西隆智…………………第1・3週第2・4・5週毎 週第1・3・5週第1・3・5週花・植木福井英治第2・3・5週第1・4週第2・4・5週第1・3週果  樹北尾一郎ちゅうだい日本記念日協会は語呂合わせで5月27日を小松菜の記念日としているんですよ。栄養的には、カルシウムや鉄を多く含み、ビタミンAにも富んでいます。通常の調理の他、健康野菜の「スムージー」として利用されています。4.小松菜の雑学①植物学的特性小松菜は、植物分類上はアブラナ科に属します。キャベツやダイコン等は違い、カブ、ハクサイやチンゲンサイなどの仲間です。この仲間は、「好光性」という特徴を持っています。種が芽を出す(発芽する)時に、光を要求します。播種した時に覆土を厚くすると芽を出しません。種の特性でもう一つ、種が水を吸収した時から、12℃以下の低温を感じて、一定の期間(概ね1カ月程度)低温下に置かれると花をつけます。こうした特性を「種子春化(バーナリゼーション)」といい、コムギが代表的な作物です。野菜では同じ仲間のハクサイ、若干違う仲間のダイコン等があります。同じアブラナ科野菜のキャベツは、葉が5~6枚程度出た後に低温を感じるタイプで、「緑色植物春化」といいます。②抽苔(花が咲く)春を告げる野菜で、小松菜の近縁種「ナバナ」があります。小松菜やハクサイを収穫しないで春になると花が咲いてしまうことがあります。花が咲く前に、花芽を含む茎を収穫すると、「ナバナ」として利用することができます。「ナバナより柔らかくておいしい」と評価されることもありますので、是非一度試してみてください。(注)「ナバナ」として利用する場合、使用できる農薬が違います。農薬を使用する場合は、必ずJAのインストラクターや顧問に問い合わせてください。2.なぜ根付きで出荷されるホウレンソウの根は切ってあるのに、小松菜はなぜ付いているのか?本当の理由は不明ですが、収穫後の鮮度と関係しているといわれます。小松菜はしなびやすいため、根を付けた状態で出荷するのが一般的です。袋詰めの場合は、しなび難いことや根が付いていると詰めにくいためか、根を切った状態の場合が多くなっています。根付きと栄養価や食味等とは関係していません。3.横浜の小松菜は日本一小松菜の生産量は、平成15年以降、全国の市町村で横浜市が一番です。それ以前は、東京都江戸川区でした。横浜に本社がある、野菜等のタネの育苗・生産企業「サカタのタネ」では、小松菜の品種名に地元に関連する名称が多く使われています。例えば、「はまつづき」「なかまち」「つなしま」等があります。なじみのある名称ですので、食べる時に思い出していただけると、味がより一層良くなると思います。別名、「うぐいす菜」「冬菜」「雪菜」等があり、主に関東地域で冬の野菜として利用されてきました。特に、お正月のお雑煮に欠かせない青菜ですが、地域によって違いがあります。最近、「えぐ味が少ない」「歯ざわりが良い」「色々な調理に使える」「シュウ酸を含まない」等若い世代に評価され、全国的に栽培され、ホウレンソウに取って代わる勢いです。

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