JA横浜_Agri横浜Vol.275
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植物の生育に欠かせない「窒素」「リン酸」「カリウム」。三大栄養素と呼ばれる、肥料の重要な原料ですが、わが国ではその大半を輸入に頼っています。昨今、円安や複雑化する国際情勢に伴いこれら原料価格の高騰が続き、国は肥料の国産化・安定供給に向けた議論を本格化させています。こうした中、注目されているのが下水汚泥。中に含まれるリンを取り出して肥料の原料として活用すれば、過度に輸入に依存しない国内での資源循環が生まれ、食料安全保障の強化にもつながります。横浜市は月島JFEアクアソリューション株式会社と共同で、下水汚泥から効率的にリンを回収する技術を導入。令和5年度末に鶴見区の北部汚泥資源化センターに、首都圏で初となるリンの回収施設を建設しました。年間40㌧のリンが回収可能な施設規模です。一方、回収した再生リンを配合した肥料の開発・製造や利用促進に向けては、同市とJA横浜・JA全農かながわの三者で連携協定を締結。これに基づき市が再生リンを供給、JA全農かながわは肥料設計の他、製品の開発・製造、そして当JAが再生リン入り肥料の試験や管内での流通、農家への普及・啓発などを担うこととしました。横浜の下水道から生まれた再生リンは、再生を表す「巡」の字と「リン」を合わせて「はま巡リン」と名付けられ、市民へのPRに活用されています。「みんなのこえ」本格デビュー肥料国産化への活路下水汚泥に着目三者連携で誕生!再生リン入り肥料令和8年1月から再生リン入り肥料「みんなのこえ」の取り扱いが始まりました。商品は、予約注文を受けた組合員の皆さんから順次販売していきます。このページでは、JA横浜・横浜市・JA全農かながわが連携して開発に取り組んだ「みんなのこえ」誕生までの足跡を見つめながら、持続可能な農業の実現や循環型社会の形成など、将来に向けて期待される効果について考えていきます。       特集特集ペレット状に製品化された「みんなのこえ」汚泥から回収されたリン「みんなのこえ」誕生の足取り三者が再生リンの肥料利用促進に向け連携協定を締結(令和5年7月)リンの回収施設が稼働(令和6年3月)リン循環のイメージ

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