Agri横浜 vol.215
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人間も畑も健康診断が重要です。良い土で、おいしい野菜を作りましょう!<参考文献> 土づくりと作物生産       (一般社団法人 日本土壌協会)①pH…土壌の酸性、アルカリ性を示す。作物により適正範囲は変わる。②EC…電気伝導度。土壌養分濃度を知る目安。③硝酸態窒素…タンパク質、アミノ酸、葉緑素などの構成要素で、三要素(窒素・リン酸・カリ)の中で最も作物への影響が大きいもの。④リン酸…作物のエネルギー代謝に重要な役割を果たす。⑤カリ…光合成や炭水化物の蓄積に関係し、病害虫の抵抗性も増大させる。⑥石灰(カルシウム)…細胞壁の形成と強く関わり、根の生育促進効果もある。また、土壌pHにも深く関与する。⑦苦土(マグネシウム)…葉緑素の構成成分で、光合成に関与する。令和2年度営農相談体制メルカート窓口営農相談日(相談時間9〜16時)メルカートき たみなみいそごつおかかながわ田 奈毎 週毎 週毎 週花・植木福井英治第1・3第2・4・5毎 週第1・3・5第1・3・5果  樹北尾一郎第2・3・5第1・4第2・4・5第1・3・■は営農技術顧問、 ■は㈲サカタテクノサービスが 対応します・隔週で対応する曜日もあります のでご注意ください・窓口相談は、お休みや相談時間 を変更する場合があります*メルカート定休日の設定に伴い、 火曜日の相談日は水曜日に変更 になりました畜  産川西隆智……………技術顧問の担当技術顧問連絡先……………野  菜営農経済センター ☎(805)6612森東海雄・山田良雄月水木土金第1・3・5第1・3・5第2・4第2・4毎 週3 標準の診断内容4 おわりに現在、JAでは各支部単位や部会で定期診断を実施し、その結果の報告会で施肥設計まで行っていますが、部会に入っていない人は土壌診断を行う手立てがありません。希望があれば、地域単位に営農インストラクターが配置されていますので、支店を通して依頼をしてもらえば、一定の費用がかかりますが、全農の分析センターで診断してもらえます。またJAの担い手登録(組合員に限る)をすれば、無料で分析ができますので、ぜひ支店を通じて申し込んでみてください。健全な土づくりと施肥コスト抑制のために、土壌診断をお勧めします。

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