JA横浜_Agri横浜 VOL.250
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△:植え付け、□:収穫1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月畝幅60㎝技術顧問 森 東海雄大きい種イモとみお頂芽基部*切り口が乾かないうちに石灰は絶対につけないようにしてください。また、種イモの黒あざ病による腐敗を防止するためには、木灰よりも薬剤を処理する方が良いです。*切り口には、じゃがいもシリカを使用してください。*種イモの量は1aあたり15〜16kgが目安です。中イモ小さい種イモ1片40〜50g30㎝黒マルチを利用するとよいだ えん土や緑とふれあう暮らし緑の情報箱多彩な品種で楽しみが増えたジャガイモ栽培南米アンデス山脈のチチカカ湖周辺が原産地のジャガイモ。日本には16世紀にインドネシアのジャカルタから伝わり、ジャガイモと呼ばれるようになりましたが、馬に着ける鈴に似たところから馬鈴薯(ばれいしょ)の名もあります。【注意点】・ナス科のトマト、ナス、ピーマン、ジャガイモ等は連続品種が豊富なジャガイモジャガイモは、種イモの植え付けから3カ月余りで難しい管理もせずにその十数倍以上のイモが収穫できます。栽培にあたってまず大切なことは、健全な種イモの確保です。種用として売られている無病イモ、休眠から覚めて適度に芽が伸び始めているものを早めに手配して確保します。栽培のポイントと主な特性1.標準作型かつては国の管理下で種イモの生産が行われており、品種は「男爵薯(だんしゃくいも)」「メークイン」などに限られていました。現在は無病イモの生産が安全で効率的に行われるようになったため、多くの品種が出回るようになりました。代表的な品種は前述の2つのほか、「キタアカリ」「ワセシロ」「トウヤ」、赤イモの「アンデス赤」「レッドムーン」など。秋作には「デジマ」「ニシユタカ」などがあります。このように、近年は多彩でおいしい品種が出回り、栽培の楽しみが増えました。作型春作秋作して作らないようにしてください。・ジャガイモは石灰を多用すると「そうか病」の発生が多くなります。・窒素肥料が多いとデンプン価の低い水イモとなり品質が低下します。2.品種【春作】男爵…早生。栽培適応性および用途が広い。キタアカリ…早生。耐湿性があり水田転作にも向く。レッドムーン…中生。表皮が赤く楕円形。メークイン…中生。2次成長により塊茎の形がくずれやすい。【秋作】デジマ…晩生。青枯病に弱い。ニシユタカ…晩生。そうか病に弱い。3.種イモの準備切り口のコルク化に必要な日数を考慮して植え付けの3〜5日前に、頂部の芽が必ず入るよう一片40〜50gの大きさに切ります。切った後は陰干しして、切り口を乾かしてから植えます。4.畝づくり病害に弱い。 1条植えとし、株間30㎝・畝幅60㎝程度にします。△△△

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