JA横浜 Agri横浜 Vol.238
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・■は営農技術顧問、 ■は㈲サカタテクノサービスが 対応します・隔週で対応する曜日もあります のでご注意ください・窓口相談は、お休みや相談時間 を変更する場合があります令和4年度営農相談体制メルカート窓口営農相談日(相談時間9〜16時)メルカートき たみなみいそごつおかかながわ田 奈毎 週毎 週毎 週野  菜森東海雄・山田良雄営農経済センター ☎(805)6612月水木金土第1・3・5第1・3・5第2・4毎 週第2・4毎 週花・植木福井英治第1・3第2・4・5第2・3・5第1・4第2・4・5第1・3第1・3・5第1・3・5果  樹北尾一郎畜  産……………技術顧問の担当技術顧問連絡先……………川西隆智イラスト 若林南海肉の見た目は牛や豚の方が美しいです。スーパーマーケットでジビエと牛・豚肉が並んで販売されていたら、あなたはどちらを選びますか?【肩ロース】 イノシシ肉の中でも柔らかく秋冬にかけて脂ののる高級部位。赤身はキメが細かい。【背ロース】 肉質の柔らかさが特徴。【バラ】 バラ肉の脂身が持つうま味と甘みはイノシシ最大の特徴。厚くついた脂身もしつこさはない。【外モモ】 冬場には脂がよくのり、歯ごたえのある赤身とともに楽しめる。夏場は冬場ほど脂ののりは良くない。【内モモ】 適度に脂身がついているため、ほどよくジューシーな感覚が残る。【シンタマ】 脂身の少なさに反して肉質は柔らかく、丸い形のためさまざまな料理に使える。【肩、ネック】 量は取れるが塊として使いにくいため、ひき肉として使う。〇栄養価・日本では郷土料理として食べられているイノシシは、牛や豚に比べてカルシウムが多く、高タンパク、低カロリー、低脂肪のヘルシー食材。平成21年度以降200億円を上回っていましたが、全国での捕獲体制強化の結果、平成29年度には164億円まで減少しました。被害のうち全体の7割がシカやイノシシ、サルによるもので、特にシカ、イノシシ被害の増加が顕著です。近年話題になっているジビエ料理ですが、食肉として利用されるのは10%にも満たないのが現状です。シカやイノシシは気性の荒い動物です。1カ所で大量に飼育することができないため、安定供給が難しいのです。また、ジビエ専用処理施設は足りていません。イノシシ肉の部位ごとの特徴野生鳥獣による農作物被害ジビエ料理はなぜ浸透しないか

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