目、3万本を管理している。多様なニーズに対応できるので取引先の信頼も厚い。昨年全面供用を開始した横浜市役所新庁舎の緑化にも携わった。大きな事業で横浜市現在、取り組んでいるのは廃棄物の再利用を図る静脈部門の確立。造園やメンテナンスの際に出る剪定枝や大きく生育しすぎて売れなくなった木を捨てずに、たい肥にして生産圃場で有効活用することを目指している。会社の経営だけでなく、植木の普及にも力を注ぐ。生駒さん自らが発起人となり、全国にいる日本植木協会の会員と共に小学生向けに植木苗の配布を通じて緑育も始めた。「誰もが経験してきたアサガオ栽培の代わりにもなる存在にしたい」と、子どもの頃から植木と親しめる環境を提供する。「毎年同じことを繰り返しているだけでは成長はない。不安もあるが新しい取り組みから植木業界の盛り上がりにつながればうれしい」。熱い想いを胸に、生駒さんが歩みを止めることはない。と5年前から打ち合わせを重ねた。小学生に向けた緑育ホームページで事業をPR生駒植木で一番古いといわれるモチノキの管理作業
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